人の話し方も個性です。ただ、恋愛においては「早口」は 損してしまう場面があります。
もしかすると、あなたも聞き手の立場で、早口の人と会話をすると「何だか疲れてしまう。」「何を伝えたいのかよく分からない」と感じた経験があるかもしれません。
今回は、早口が恋愛にどんな影響をもたらすのか深く掘り下げていきます。
以上のテーマでお話させていただきます。
・モテない話し方の代表「早口」
・早口はなぜモテない?男性編
・早口はなぜモテない?女性編
・なぜ早口になってしまうのか?
・早口の治し方
モテない話し方の代表「早口」
モテない話し方の代表的なのが「早口」です。
そのつもりは全くなくとも、早口は攻撃的な印象を持たれてしまいがちです。一緒にいても、何だか落ち着かない、急かされている気分になる、と相手にマイナスな印象を与えてしまいます。
実際に、マイナビウーマンが行なった調査によると、早口な女性に対して「好印象」と答え男性が全体の19%、「悪印象」と答えた男性が全体の81%と、圧倒的に早口の女性は良い印象を持たれないという結果が出ています。
早口に対して好印象 19%
早口に対して悪印象 81%
男性の場合も同じです。女性が考えるモテない男性の特徴の1つに「早口」は必ず挙げられています。
早口はなぜモテない?男性編
モテない男性の特徴である「早口」。一体、なぜ早口の男性は女性に好まれないのでしょうか?
① 落ち着きがない
女性は、どんな場面でもどっしりと構えた頼れる男性を好みます。
ただ、早口の男性は、落ち着きがないというイメージを持たれ、いざという時に、冷静に対応できるのかな?という不安がよぎるのです。
また、落ち着きがないイメージの為、一緒にいると疲れてしまいそう、というマイナスな印象まで与えてしまうのです。
② 話を聞いてくれない
早口の男性は、自分の話ばかりで相手の話を聞かない傾向も見られます。
実際に、あなたが話をしているのに、途中で遮って自分の話をベラベラと話す人、周りにいませんか?早口の男性は、そんなタイプの人に見られがちです。
特に女性の場合は、自分の話をじっくり聞いてくれる人を好みます。早口の男性は、私の話は聞いてくれないだろうから自分の話は控えようと相手に気を遣わせてしまうのです。
③ 口だけ
早口の男性は、口が達者というイメージも持たれています。口が達者なのは良いことなのですが、行動が伴わないお喋りさんというマイナスなイメージを女性は持っています。
どちらかというと女性は、寡黙だけれどもきちんと行動で結果を残してくれる男性を好む傾向にあります。
早口はなぜモテない?女性編
それでは、女性の早口は、男性にどんな風に見られているのでしょうか?
① 落ち着かない
やはり女性の早口もせわしなく見えて、落ち着かないという意見が多くあります。元々、男性に比べ女性の声はハイトーンです。ハイトーンで早口となると男性は、一緒にいても落ち着けないのです。
また、早口すぎて何を言っているのか分からないという意見もありました。早口な女性が何を言いたいのか一生懸命理解しようとすることで、男性は疲れてしまうこともあるのでしょう。
② 女性らしくない
女性のフェロモンを出す方法の1つに「ゆっくり話す」という方法があります。ゆったりとした身の振る舞いと落ち着いた話し方で、女性の色気を感じるのです。
早口のマシンガントークの場合、色気がなく、やや下品に感じてしまうという男性の意見もあります。男性は、女性に癒しを求めるので、早口の女性よりもおっとりとした話し方の女性に好意を持つのです。
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なぜ早口になってしまうのか?
ただ、早口になってしまうのは、それなりの理由があるのです。これらの理由を1つ1つ克服することにより、早口を改善できるかもしれませんよ。
① 緊張
緊張により早口になってしまうことが多いでしょう。特に好きな人を目の前にすると、相手を楽しませなくては!という焦りの気持ちからつい早口になってしまうのです。好きな人を目の前に無口になってしまうことも問題ですが、早口の場合、相手から「聞き取りにくい。何を伝えたいんだろう。」とマイナスな印象を持たれてしまいます。もしかしたら、早口よりも無口の方がマシかもしれません。
② 人の話を聞いてない
自分優先の人は、早口になる傾向にあります。一緒に食事をしていても、自分の話ばかり。友達が別の話題をしても、途中から自分の話にすり替えたり、と他人の話を全く聞かずに自分の話がメインになっているのです。
自分のあんなこと、こんなことを話したい!という欲から、つい早口になってしまうのです。
これが恋愛の場面になると、さらに悪影響をもたらします。男女ともに自分の話ばかりする人にはウンザリしてしまいますよね。恋愛の場面において大事なことは「聞くこと」です。人の話が聞けない人は、恋愛もなかなか成就しないでしょう。
③ プライド
もしかするとあなたのプライドが邪魔をして早口になってしまっているのかもしれません。プライドが高い人は、自分が正しいと思っている為、自己主張がとても強いです。自分は間違っていないという事を伝えたいが故、早口なってしまう傾向があります。
④ 自信がない
自信がないが理由で早口になってしまうこともあります。「あまり自分の話を聞いて欲しくない。」「早く話を終わらせたい」という自信のなさから早口になってしまうのです。
突然大勢の前で話す事を求められると、早口になってしまう心理と同じです。
⑤ せっかち
せっかちな性格の人は、早口です。待つのが苦手で、つい相手の話を遮って早口で話してしまうのでしょう。
⑥ 頭の回転が早い
頭の回転が早いと早口になる傾向もあります。考えるスピードが人よりも早い為、ポンポンと言葉が出てくるのです。
早口の治し方
早口で損してしまわぬよう、今日から早口を改善する事をオススメします。
① 適切な速さを知る
先ずは、適切な速さを知ることが大事です。NHKのニュースキャスターが話すスピードは、1分間に約330文字と言われています。
330文字とは、
「今日は朝からとても良い天気。朝からジムに行き、気分も爽快。ジムには前々から気になっていた男性もいて、ラッキーな日でした。昼からは車でドライブ。1時間かけて車で箱根に行き、温泉に浸かり、のんびり帰宅しました。
明日も休みなので、今日は海外ドラマを見て夜更かししようと思います。最近はNETFLIXやhuluなど、定額制で映画を観れるサービスが充実している為、映画館に行く機会もめっきり減りました。でも、そのおかげで、以前に比べて見る映画の本数も増え、映画通になりました。今年の目標は映画を200本見ること!映画を見ると現実逃避が出来て、心がリフレッシュされるし、恋愛映画を見ると「私もそろそろ恋愛したいな」という気持ちになります。早く良い人が見つからないかな。」
このボリュームです。一度、ストップウォッチであなたの話すスピードを測ってみましょう。若しくは、NHKのニュース番組を見て、アナウンサーの話す事を同じスピードでおうむ返しすることも良いかもしれません。
一度、適切な速さを体感して見る事をオススメします。
② 話す前にまとめる
話す前に、話したい事を頭の中で整理してみましょう。あれこれ全てを伝えるのではなく、話したいことの要点は何か、頭の中でまとめてから、口に出して話すようにしてみてください。普段よりも、簡潔にゆっくりと話せるはずです。
③ 相手の話を聞く
最後まで相手の話を聞くようにしましょう。相手の話を遮らぬよう、きちんと最後まで聞いてください。その後に直ぐ自分の話をするのではなく、相手の話を聞いた上で質問を投げて、聞き役に回る努力をしてみましょう。
④ ゆっくり呼吸をする
ゆっくり呼吸する事を意識しましょう。早口の人は、しゃべっている時の呼吸がとても浅いです。普段からゆったりと呼吸する癖をつけることにより、精神を安定させ、緊張をほぐす効果も期待できます。目の前に好きな人がいるときも、ゆっくりゆっくり呼吸してください。
⑤ 間を取る
早口の人は、対話する時に「間」が取れていないことが多いです。
話す文章の句読点を意識し、間を取るようにゆっくり話してみましょう。それだけで、早口は大分改善されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
恋愛だけでなく、仕事の場面でも早口は損してしまいます。コミュニケーションは一人だけでは成り立ちません。相手がいるからこそ会話のキャッチボールが成り立つので、必ず自分のペースを押し付けることなく、相手のペースに合わせる意識の会話にトライしてみてください。そうすることにより、早口は自然と改善されるはずです。