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これはもしかしてモラハラ?結婚前に確認すべきパートナーのモラハラ


よく耳にする「モラハラ」。

実際にどんな行為や言動がモラハラに当たるのか、ご存知ですか?交際の段階では、許せた相手のちょっとした言動も、結婚後には耐え難いものになり、離婚に至るケースも多くあります。

実際に私の知り合いもモラハラで離婚した夫婦が数組います。

結婚前に、今一度「モラハラ」について深く掘り下げておきましょう。

  • モラハラってなに?
  • モラハラにあたる5つの行動
  • モラハラする人の5つの特徴
  • モラハラを行う動機
  • モラハラ被害に遭った時の対処法

以上のテーマでお話させていただきます。

モラハラってなに?


「モラハラ」とは「モラル(道徳)ハラスメント(嫌がらせ)」の略で、直訳すると道徳を反して嫌がらせを行うという意味です。

つまり、言葉や態度で心を傷つけることを指します。DVは実際に暴力を振るいますが、モラハラの場合は、暴力はなくとも、言葉と態度で嫌がらせをするため、精神的暴力を受けます。

具体的なモラハラの特徴は後ほど、お話しますが、典型的なモラハラの特徴は「無視をする」「睨む」「暴言を吐く」などが挙げられます。

どれも子供のいじめに近いものばかりです。「大人のいじめ」と言っても過言ではありません。

モラハラにあたる行動

実際にモラハラは「目に見えない暴力」の為、判断基準がとても難しいですが、この様な行動はモラハラにあたります。

① 無視をする


喧嘩をすると、数日間、口を聞かなくなるカップルはいます。

ただし、数ヶ月にわたって無視をされ、それが喧嘩の度に繰り返される場合は、モラハラにあたります。

② パートナーを貶める・暴言を吐く


「人として終わってるね。」「生きている価値ないよね。」「本当にバカだよね。」の様な、精神的苦痛を与える発言が多く見られる場合は、モラハラの可能性があります。

自分が常に上に立ち、周囲を見下した様な発言ばかりする人には要注意です。

③ パートナーを束縛する


好きな人を束縛したくなってしまうことは、極々普通なこと。ただ、限度があります。

メールや電話にすぐ返事をしないと怒鳴ったり、盗聴器を忍ばせて外での会話を盗み聞きしたり、1日の行動をこと細かく確認する行為は、モラハラにあたります。

④ 暴力は振るわないが、態度で精神的に追い込む


実際に暴力を振るうわけではなくとも、わざと大きな音を立てたり、舌打ちなどをして威嚇する行動はモラハラにあたります。

扉を大きな音で閉める、うまくいかないことがあると、物にあたり蹴飛ばす、など一緒にいる人に威圧と恐怖心を植え付ける態度をとる人には要注意です。

⑤ 自分の欠点を認めず、パートナーを認めない


自分の否は一切認めず、パートナーのことも認めない人は、モラハラの要素があります。

些細なことを指摘すると、逆上し、「お前の方が悪いんだ」とパートナーをしつこく責め始める特徴があります。

さらには、「今日、●●さんに仕事が早いと褒められたんだ。」と伝えると、「そんなのお世辞だよ。君の周りはレベルが低い人が多いのでは?」と相手のことを全否定する癖もあります。

これらの特徴が目立つ人には、要注意です。

モラハラする人の特徴

実際にモラハラする人の特徴にはどの様なものがあるのでしょうか?
忘れてはいけないのは、モラハラする人は男性に限らず女性にも多くいます。

① 承認欲求が強い


モラハラする人は、自慢話が多い特徴があります。自分の偉大さを認めて欲しい、という承認欲求が非常に強いのでしょう。

逆を言うと、承認欲求がとても強い為、他人から指摘されたり否定されたりすると、モラハラの行動に出やすいです。

② 人を見下している


自分以外の人を見下し、バカにする人はモラハラを行う可能性がとても高いです。

確かに人によっては合う合わないがありますが、合わないからといってバカにすることは間違っています。
合わない場合は、うまく立ち回り、事を荒立てない様にすることが普通の人の取る行動です。

ただ、モラハラの可能性のある人は、うまく立ち回ることもせず、無意識にただただ相手のことをバカにします。

③ こっそり行う


モラハラをする人は、公の場では必ずその一面を出しません。
その為、誰かに相談してもなかなか信じてもらえないこともあるでしょう。

モラハラを行う人は、自宅や密室など、誰も周りにいない時に言動が豹変します。

二人きりになると、心が落ち着かない、ビクビクと恐怖を感じている場合は、相手からモラハラを受けている可能性が大いにあります。

④ 外面が良い


先ほどもお話した通り、モラハラを行う人は、密室で行うことが多いです。
その為、外面はとても良く、周りからはなかなか気づかれないことが多いです。

人前では良い自分を見せたい、という強い承認欲求から来るのでしょう。
二人きりになると、突然言動が豹変し、罵倒したり偉そうな発言をしてくる場合、モラハラの可能性がとても高いです。

⑤ お金への執着が強い


モラハラをする人は、金銭面での執着がとても強い傾向もあります。

例えば、
「俺(私)はこれだけ稼いでいるんだから、全ては自分のおかげだ。」
「俺(私)の稼ぎでこの生活を送れているんだ」
「俺(私)のお金でこれを買えたんだ。」

など、お金だけでなく、自分の所有物や権力を保持したいと強く考えます。
相手がお金を使うことに対しては強く反発してきますが、自分がお金を使うことに関しては、何かと正当化させようともします。

モラハラを行う動機

それでは、なぜモラハラに走ってしまうのでしょうか?実は色々な動機がある様です。

① ストレス解消のため


人は誰しもがストレスを感じながら毎日生活しています。ストレスとは共存していることが普通のことですが、モラハラ行為に出る人は、このストレスを弱い立場の人間に押し付けて解消しようとするのです。

人として最低な行為ですが、自分の保身の為に、周囲のことは一切考えず、相手を罵倒しストレス解消しようとするのです。

② 強い劣等感


モラハラ行為をする人には、強い劣等感を持っているとも言われています。
劣等感から解放されたいが為に、相手に対して強い言動を取るのです。

また承認欲求が強い為、人前で弱い自分を出しません。また弱い自分を認めたくない為に、強い言動で相手と接してしまうのでしょう。

③ 誰よりも失敗を恐れている


誰もが一度や二度大きな失敗をします。
小さな失敗なんか日常茶飯事ですよね。

ただ、モラハラ行為に走る人は、失敗を極端に恐れている為、自分が何か失敗した際に、それを人に押し付ける傾向があります。
相手に押し付けることにより、相手が失敗したと認識させ、自分を守ろうとするのです。

この様な人は、自分の周りに自分より弱い人しか置かないという特徴もあります。

④ トラウマ


モラハラ行為を行なってしまう人は、過去のトラウマに悩まされている場合もあります。
過去にいじめられた経験がある、過去に人に裏切られたことがある、など辛い経験がトラウマとなっていることが多いです。

強引に自分の意見に相手を同調させ、自分に従事させようとするのです。

モラハラ被害に遭った時の対処法

相手の言動を見て「これはモラハラかも?」と思った場合、必ず以下の行動を取る様にしましょう。

① モラハラをやめる様、伝える


当たり前ですが、これ以上のモラハラをやめてほしいと伝えましょう。

逆上してしまうのでは?と不安に思うかもしれませんが、本人はモラハラしていることに全く気づいていないことが殆どです。
きちんと伝えることで、いけない事をしていると認識させることが重要です。

ここで恐れて何も伝えないままだと、継続的に永久的にモラハラは続きます。

② 証拠を集め、相談する


モラハラをやめる様、伝えても話を聞いてくれない場合は、証拠集めを始めましょう。

ボイスレコードを始め、日記もつける様にしてください。場合によっては、この証拠で判決が大きく変わることもあります。

何かあってからでは遅いので、常日頃証拠を集める様にし、然るべき機関に早急に相談しましょう。

家族や友人に相談することも良いですが、直接的にパートナーのモラハラが改善されるわけではありません。
女性センターや弁護士など、プロの機関に相談してください。

③ 離れる


最終的に大事なことは、相手から離れることです。恐怖心で、精神的な病に陥ってしまう可能性もあります。

「様子がおかしい」と思ったら、なるべく早めにパートナーから離れる様にしてください。

まとめ

大好きで付き合う様になったパートナー。
些細な言動でも許せてしまうものですが、その言動があなたの精神を苦しめたり、恐怖を感じさせてしまうものの場合は、モラハラを疑ってみましょう。

モラハラは、マインドコントロールとも言われています。
「そんなはずはない!」と思っていても、パートナーによって思い込まされていただけということもとても多いので、現状に少しでも疑問を感じたら、すぐに相談しましょう。

逆にあなたが気づかぬうちにモラハラをしてしまっている場合もあるので、今一度自身の言動も振り返ってみましょう。

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