結婚にも色々な形があります。
中には、不倫関係から結婚に至った夫婦も数多くいます。
もしかすると、今この記事を読んでいる方の中にも、付き合っているお相手が既婚者で、行く行くはそのお相手との結婚を希望している方もいるかもしれません。
今回は、不倫関係からの結婚について深く掘り下げていきます。
・略奪婚の5つのメリット
・略奪婚の5つのデメリット
・略奪婚で幸せになれる夫婦の3つの共通点
・略奪婚で幸せになれるの?元妻に訴えられた女性は4割!
・略奪婚で幸せな結婚をする方法
以上のテーマでお話させていただきます。
略奪婚のメリット
不倫関係からの結婚から得られるメリットとデメリットには、普通の結婚とはやや異なるものが挙げられます。これらのメリット・デメリットを比較し、略奪婚を望むのか再度確認してみることにしましょう。
① 満足感
略奪婚の一番の大きなメリットは「満足感」ではないでしょうか。
簡単には手に入らなかった相手を、遂に自分のものにできた時の喜びはとても大きいことは想像できます。
不倫関係中は、普通の恋愛よりも辛い思いをしてきたことでしょう。結婚に至るまでも、大きな壁をいくつも乗り越えなくてはいけなかったでしょう。
苦労して手に入れたお相手なので、喜びは計り知れないものです。
② 一緒にいられる幸せ
不倫期間中は、会いたい時に会えないのが当たり前。普通の恋愛ならば、週末にデートやお泊まりデートができるのに、不倫関係ではそんな普通のことがとても難しいです。
略奪婚をすると、好きな人と一緒に居られる幸せを噛み締めます。
旅行なんて行かなくても、毎晩一緒にご飯を食べて、一緒に眠りにつくことだけでも、多大な幸福を感じることができます。
③ 相手が望むことが分かる
不倫関係の間に、奥さんや旦那さんへの愚痴や不満をたくさん聞いてきたはず。そのため、お相手がどんな事を望んでいるのか、事前に把握できています。その望んでいる事を容易く叶えてあげられるのは、略奪婚だからではないでしょうか。
④ 相手の浮気にいち早く気づける
あまり想像はしたくありませんが、一度浮気を経験した人は、再度同じ過ちを犯す可能性があります。不倫関係中に、お相手がどのように元妻・夫に嘘をついてあなたに会っていたか、どんなテクニックを使ってあなたとの不倫関係を続けていたか、あなたは熟知しています。その為、万が一、相手が浮気に走った時は、お相手の言動から浮気を察知する力があります。
⑤ 我慢強くなる
数多くの辛い経験を経て得た略奪婚、ちょっとのことでは簡単には別れません。
苦労して手に入れた分、ちょっとした嫌なことでも目を瞑ることができてしまうのです。
略奪婚のデメリット
もちろん略奪婚はメリットだけではありません。やっと結婚できたからといって、ホッと安心できないのが略奪婚なのです。
① 気持ちが冷めやすい
不倫関係から結婚した夫婦は、気持ちが冷めやすいというデメリットがあります。恋愛は、障害があれば燃えるため、不倫関係中は、恋愛映画並みのドラマチックでエモーショナルな関係を築いていたでしょう。
ただ、結婚した途端に障害がなくなってしまい、一気に気持ちが冷めてしまうことが多々あるのです。
② 金銭トラブル
略奪婚で切っては切れない問題が「慰謝料」でしょう。
特にお相手に子供がいる場合、養育費の支払いもプラスされます。いざ結婚生活が始まると、毎月の慰謝料と養育費の出費が家計に大きな負担になっていることに気づくでしょう。
また、養育費は子供が成人するまで、支払いが続きます。長年の間、前の家庭に縛られてしまうという現実があります。
③ 家庭を壊したという事実
略奪婚した人たちにとっては、幸せな結婚かもしれませんが、前の家庭を壊してしまったということを忘れてはいけません。
前妻・夫や子供には、一生癒えることのない傷を負わせてしまったという罪を背負いながら、生きていかなくてはいけません。略奪婚で得られる幸せは誰かを犠牲にして手に入れたという残酷な現実があるのです。
④ 周囲からの冷たい目
残念ながら、略奪婚はなかなか祝福してもらえないというのも大きなデメリットでしょう。
略奪婚は、人のものを奪ったという行為から発生したものなので、世間の目は厳しいです。一般的な新婚さんのように、幸せオーラ全開ではいられません。
また、あなたが略奪婚をすることにより、大事な友人だけでなく家族もあなたと縁を切る可能性があります。
⑤ 繰り返される浮気・心配
不倫経験のある人は、浮気癖がなかなか治らない人も多くいるのも事実です。
障害があるからこそ燃える恋愛なので、「あの時の燃えたような恋をまたしたい。」という気持ちが募り、また浮気に走ってしまうのです。
また、略奪した人は、「また略奪されるのでは?」という不安が付きまといます。その不安が原因で、相手に対して不信感が募り、良い関係を保持できなくなってしまうケースも多く見られます。
略奪婚で幸せになれる夫婦の3つの共通点
略奪婚は、常に不安と世間の目を気にしなくていけない為、軽い気持ちでは幸せな結婚生活は送れません。それでも、中には略奪婚で幸せに暮らしている夫婦も数多くいます。そんな夫婦にはこのような共通したポイントがあります。
① 過去に浮気をしたことがない
あなたとの浮気以外に、浮気をしたことない相手とならば幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。何度もお話している通り、浮気癖が治らない人が多くいます。お互いに浮気をしたことがない夫婦の場合は、他の人に目移りすることもないので、安心できるでしょう。
② 前の家庭に子供がいない
お相手、もしくは自分に子供がいる場合、養育費が発生します。養育費は子供が成人するまで支払う義務があるので、家計の大きな負担になりますし、精神的にも抱えるものも大きくなります。
③ 金銭面に余裕がある
金銭的に余裕がある夫婦は、トラブルに直面する可能性も低いでしょう。略奪婚には、慰謝料、養育費が付き物です。お互いの幸せな結婚生活が、慰謝料・養育費でストレスフルなものになることもあります。金銭的に余裕があり、将来設計がしっかり組める夫婦でしたら、問題なく幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。
略奪婚で幸せになれるの?元妻に訴えられた女性は4割!
略奪婚でも幸せな結婚生活を送っている夫婦は沢山いますが、それは先ほどもお話した3つの共通点があります。
ただ、実際には、前の家庭に子供がいたり、金銭面にも余裕がないことが殆どだと思います。
TOKYO MX「モーニングCROSS」という番組が行なった調査によると、不倫相手の奥さんから訴えられた女性は4割もいるという結果が出ています。
万が一、不倫がバレ、訴えられた場合、仕事を失い、後ろ指を指されながらの生活が待っているかもしれません。
さらには、不倫から略奪婚に発展した女性は、6%しかいないという調査結果も出ています。
それだけ、略奪婚は難しいことでデメリットも大きいとも言えるでしょう。
略奪婚で幸せな結婚をする方法
それでも、どうしてもお相手と結婚したい場合、以下のことに注意しましょう。
① 周囲にバレないようにしましょう
周囲に不倫関係を絶対に知られないようにしましょう。万が一、お相手のパートナーが不倫を知ってしまうと、泥沼化し、結婚できなくなってしまいます。
さらには、不倫がバレると慰謝料も請求されてしまいます。将来、パートナーと幸せな生活を送りたいのでしたら、絶対に不倫がバレないようにしましょう。
② 離婚から時間を置いて入籍
相手が離婚したからといって直ぐに入籍するのは絶対NGです。入籍まで少なくとも1年ぐらいは時間をあけてください。
離婚直後に結婚することにより、周囲からあなたが悪いイメージを持たれてしまいます。パートナーの離婚前から交際が始まっていたという事実は絶対に知られないようにしましょう。
③ パートナーの過去を受け止め、信頼する
略奪婚したからといって、パートナーの前の家庭のことを過去のものにしてはいけません。パートナーの元妻・夫、そして子供のことも受け止める覚悟が必要です。
さらには、固い信頼関係も築く必要があります。一般的な結婚とは異なり、結婚後に慰謝料や養育費などの厳しい現実にも直面します。そんな厳しい状況下で、お互いに変わらない強い気持ちを持って関係を育む必要があります。
お互いのことを信用し、愛情を絶やさない関係が幸せな結婚へ導いてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
不倫関係から幸せな結婚生活を送れることは送れます。
ただ、その為にはあなたの忍耐力と相手との強い絆が必要です。今のパートナーと結婚したいのでしたら、お互いの覚悟を今一度確認してみましょう。