離婚問題で、気が狂いそうになった経験ありますか?
破局は辛いですよね。
特に離婚に至っては、身を削るような思いをされた方が多いのではないでしょうか。
人間は、「損失」「悲しみ」の感情にとてもセンシティブで、破局・人間関係の破綻に今まで感じたことのないような悲しみを覚えます。
激しい悲しみの感情は、時間が経過するにつれ、少しずつ解消されていきます。
ただ、解消されるまでの時間は、耐え難いものです。
・「気が狂いそう」な感情
・離婚で得たストレス感情をコントロールするには?
・いつまで経っても離婚で負った傷が癒えない人の行動
「気が狂いそう」な感情
離婚問題に直面するにあたり、「もう気が変になりそうだ」という言葉をよく聞きます。
ただ、実際には、本当に気が変になっているわけではなく、正しい健康的な感情なので、あまり心配する必要はありません。
今まで経験したことのないような痛みを感じ、感情的にそう感じているだけなのです。
究極の喜び、怒り、恐怖を感じる時も、「気が変になりそう」な感情に陥ると思いますが、それと同じです。
つまり、大きな感情は、人を手に負えない状況にさせてしまうのです。
離婚で得たストレス感情をコントロールするには?
人は離婚に対して、強いストレスを感じます。
理由はとてもシンプル。
離婚は人生の中でもトップに入るストレスフルな出来事だから。ストレスを感じないはずがありません。
日常生活の中でも、これほどストレスを感じることはないでしょう。
ただ、このようなストレスを感じることを問題視する必要はありません。それよりも大事なのは、あなたがその感情をどのように減少・緩和させるかです。
以下の10個のステップを踏んで、離婚で負った傷を癒していきましょう。
① 助けを求める 若しくは 助けを受け入れる
② 周囲の人に悲しみを伝えましょう (あまり人に話したくないという人もいるかと思いますが)
③ 離婚のプロセスについての情報収集をしましょう
④ 離婚にて生じる障害にきちんと向き合いましょう
⑤ 心身的に調子が悪いときは、周囲にその旨を伝えましょう。
⑥ 心の中に秘めている感情を、表に出しましょう
⑦ 自分が感じる全ての感情を受け入れましょう
⑧ あなたの新しい現実世界を受け入れましょう(決して新しい世界を好きになれ、というわけではなく、受け入れる努力をしてみましょう)
⑨ 物事はうまく行くと強く信じましょう
⑩ 過ちを犯すことを恐れないように。(どんなに準備をしていても、人間は必ず過ちを犯します。プロセスの一部だと認識するようにしてください)
いつまで経っても離婚で負った傷が癒えない人の行動
ちなみに、このような行動をとっている人は、どんなに努力をしても、離婚によるストレスはなかなか解消されないので、要注意です。
① 周囲の手助けを求めず、全て一人で解決しようとする人
② 周囲の人に悲しみを伝えない人
③ 自分の感情を無視して、いつかその感情を勝手に消えると信じている人
④ 元気なフリをする人
⑤ 寂しさ、怒り、恐怖を感じ続けている自分を心配する人
⑥ ネガティブな感情を無理やり、推し避けようとする人
⑦ 新しい現実を受け入れない人
⑧ 物事はうまく行くと信じない人
⑨ 完璧主義で、過ちを嫌う人
まとめ
離婚で負った傷は、先ほど挙げた10個のステップを踏めば、必ず癒えてきます。
離婚で思い悩んでどん底だった人も、この10個のステップで、今では毎日幸せに生活を送れている人たちがたくさんいます。
離婚で気が狂いそうになってしまっても、自分の殻に閉じこもったり、意固地にならず、思い切って周囲に助けを求めるようにしましょう。
参考元:Psychology Today