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大事な人が落ち込んでいる時にかける言葉?言葉よりも大事な○○

大事な人が落ち込んでいる時に、かける言葉に困ってしまうことはありませんか?

「元気出して、なんて軽い言葉はどうなのかな?」「間違った言葉をかけて、余計に事態を悪化させてしまうのでは?」と、色々と考えてしまい、何も声をかけられなくなってしまいますよね。

特に大事な人が亡くなったり、恋人と別れたりなど、人との別れにより落ち込んでしまっている人には、かける言葉はなかなか見当たりませんよね。

アメリカの看護助手たちに向けて行った調査によると、1/3の回答者が「患者さんが亡くなった時に、なんて声をかければ良いのか分からない」と答えました。つまり、国・年齢問わず、人が悲しんでいる時にかける言葉に困ってしまう人は多くいるのです。

では、実際にどんな言葉をかけるのが正しいのでしょうか?

・どんな言葉よりも「聞く」ことが大事
・聞く姿勢の4つのステップ

どんな言葉よりも「聞く」ことが大事


アメリカの心理学者 チャールズ・ガーフィルド氏曰く、かける言葉よりも、相手の話を聞いてあげることの方が正しい接し方で、実際にどんな言葉をかけても、大事な人を失った時の悲しみは癒えないと言われています。

かける言葉に迷ってしまう人は、事態を修復してあげたいという気持ちがあるが故に、言葉選びに困ってしまうのでしょう。

ただ、誰か大事な時を失った時、事態を修復することは不可能です。

そんな時は、そのひとのそばに寄り添って、話を聞いてあげることが正しい接し方なのです。

聞く姿勢の4つのステップ


それでは、具体的に聞く姿勢の4つのステップをお話しましょう。

① モードを切り替える

私たちは、日々忙しい毎日を送っています。渋滞、仕事の締め切り、タスク、など様々なことに追われる日々です。

そんな慌ただしい生活を送っている中で、心を痛めている人に普段通りに接して話を聞いてあげようとしても、相手には逆効果です。

悲しみに落ちている人と接するときは、まずはあなた自身のモードを切り替えなくてはなりません。何かをしてあげたり、問題を解決してあげようとしたりするのではなく、じっくり相手の話を聞いてあげることに専念しましょう。

数分間、深呼吸し、心を静めましょう。

そして、「事態を修復するのではなく、心を痛めている人に寄り添いながら、愛情を示し、本人が求めているものに応えてあげる」と心の中で言い聞かせてください。

② 声をかける

自身のモードを切り替えたら、声をかけてあげましょう。

具体的に決まった言葉はありませんが、「私はあなたのために側にいるよ」ということが伝われば良いです。とてもシンプルです。

「元気?」と声をかけ、相手の反応を見てみましょう。

もしかすると、相手は他愛もない話をしてくるかもしれません。そんな時は、まだ心の痛みを話す準備が出来ていない状況なのかもしれません。それでもそんな他愛もない話をじっくり聞いてあげましょう。

今感じている痛み・悲しみを話してくれた場合も、当然の如く、話を聞いてあげるようにしましょう。

どちらにしろ、相手に会話の主導権を握らせてあげるようにしてください。

③ 余計なことを考えない

じっくり話を聞いてあげることは、瞑想に近いです。

瞑想は、自分の呼吸に集中を向けますよね。何か関係ないことが頭によぎると、その考えを頭から消え去るようにし、再度呼吸に集中を向けます。

じっくり話を聞いてあげている途中で、ふと「どうしてあげたらいいんだろう?」「いつまでこの話を聞いてあげるべきなんだろう?」「何を言えばいいのか分からない」など、余計なことが頭の中に浮かび上がってきます。

そんな時は、瞑想と同じで、「話を聞く」という事に、再度集中するようにしましょう。

④ 感情移入しない

心の痛みを経験している人をサポートするのは、根性が必要です。

人間は、不快なことから逃げがちですが、あなたの大事な人が苦しんでいる場合、どうにか助けてあげたいという気持ちから、つい感情移入してしまいがちです。

大事なことは、感情移入しすぎないことです。
心の痛み・悲しみは、その人の感情であって、あなたの感情ではありません。
一緒に悲しみのどん底に落ちてしまっては、何の手助けにもなりません。

ただ、苦しんでいる人の話に耳を向けると、誰でも感情移入してしまいがちです。
そんな時は、数回深呼吸をし、頭と心をリフレッシュさせ、再び相手の話に集中を向けましょう。

たったのこれだけで、感情移入しづらくなる、と心理学者 チャールズ・ガーフィルド氏は言います。

苦しんでいる人と一緒にいても、あなたはあなた、相手は相手としっかり意識するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

誰かが落ち込んでいる時、無理して何か話そうとする必要はありません。あなたがその問題を解決しようとする必要もありません。

ただ、その人の側に寄り添って、話を聞いてあげるだけで十分なのです。むしろ、それが一番相手のための行動です。

参考元:Psychology Today

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