毎日、仕事や家事に追われる生活を送っているみなさん、もっと時間に余裕があったらいいのに、と思うことありませんか?
もっと時間があったら、趣味に時間を当てられるのに、もっと睡眠が取れるのに、と時間があったらやりたいことは数え切れないほどあります。
ただ、残念ながら、1日の時間は24時間と決まっているもの。つまり、今の生活を見直して、無駄な時間を省いていかなければ、自由な時間は増えません。
今日は、より豊かな人生を送るために、いかに無駄な時間をなくすかを考えていきましょう。
・人生で自由な時間は、残り何時間?
・無駄な時間とは? 7選
・ダラダラすることも大事!
以上のテーマでお話させていただきます。
人生で自由な時間は、残り何時間?
考えたことはありますか?
あなたの余生、どれぐらい自由の時間があるのか?
1日のスケジュールを見てみましょう。
仕事(通勤時間含む):8時間
睡眠:7時間
食事:2時間
お風呂:1時間
合計:18時間
一日の中で、生活に絶対必要な時間は、18時間です。つまり、1日に自由な時間は6時間しかありません。
日本の平均寿命は男女ともに異なりますが、およそ80歳ぐらいです。
例えば、あなたが今、40歳としましょう。残りの人生は40年間あります。となると、あなたの残された自由に使える時間はこのようになります。
6時間(1日に使える自由な時間)x 365日(1年)x 40年(残りの人生)=約86,880時間
およそ、86,880時間しかないのです。これを日数にすると10年間分の時間です。
ただ、ここまで自由な時間はないはずです。
なぜならば、先ほど挙げた1日のスケジュールには、料理をする時間、洗濯をする時間、通勤の時間などは含まれていないからです。
それらの時間も含めると、あなたが余生、自由に使える時間は、さらにぐんと減るはずです。
いかがでしょうか?
残された自由の時間を、実際に数字で見てしまうと、ゾッとして今すぐにでも無駄な時間を無くしたいと思いますよね。
無駄な時間とは?7選
より豊かな人生を送るためには、無駄な時間を減らし、自由に使える時間を増やすことです。
時間は無限にあるようで、限られているものということが、先ほどの計算式で分かりましたよね。
それでは、具体的に1日の中でどんな時間が「無駄な時間」なのでしょうか?
① 通勤時のスマホゲーム
会社通勤されている皆さん、日々のお仕事だけでなく、通勤もお疲れ様です。
満員電車に乗り、職場に着く頃には、どっぷり疲れてしまっている方も多いでしょう。
そんなストレスフルな電車内では、なるべく気分転換したいという気持ちも重々理解できますが、スマホゲームに夢中になってしまっては、時間が勿体ないです。
通勤時は、仕事についてからの仕事の段取りを考えたり、資格勉強に時間を当てたり、時事ニュースをチェックする時間に当ててみてはいかがでしょうか?
だいたい、通勤には1時間ほど電車に乗る人が多いかと思います。
この1時間を有効に使うことで、後々あなたの人生を豊かなものにしてくれるはずです。
② 物を探す時間
職場の机、棚が散らかっている人は、いますぐ整理整頓しましょう。
「あの書類、どこ行ったっけ?」と探す時間が、意外と勿体ないのです。
机が散らかってしまいがちな人は、そのまま放置するのではなく、仕事が終わって帰宅する前に、必ず机を片付けて退社するようにしましょう。
そうすることにより、翌日出勤した際に、スムーズに仕事を始めることができ、何よりも気持ちよく仕事に取り組めるでしょう。
パソコンの中のファイルが散乱している人も、一度要らないファイルを削除したりなどして、どこに何の書類があるのかすぐ分かるようにしましょう。
特にデスクトップに、フォルダが無数に陳列されている人は、今すぐ整理整頓を始めることをオススメします。
③ 深夜のネットサーフィン
就寝前に、ついスマホでネットサーフィンしてしまうことありませんか?
一度、ネットサーフィンを始めてしまうと、次から次へと面白いサイトを見つけてしまい、気づいたら何時間もネットを見てしまっていた、なんて経験を持っている方も非常に多いと思います。
とは言え、ネットサーフィンが決して悪いわけではありません。情報収集のために、ネットサーフィンは絶対必要ですし、気分転換にもなります。なので、ネットサーフィンをやめろとは言いません。
単純にネットサーフィンをする時間を夜ではなく、朝に変更することをオススメします。
深夜にネットサーフィンするのをやめ、その分、朝早起きして、ネットサーフィンするのはいかがでしょう?
夜は、翌日のために、なるべく体を休める時間に当てる方が、より効率的な一日を過ごせます。
④ 休みの日の寝溜め
仕事が休みの日は、つい昼過ぎまで寝てしまいがちですよね。
平日に寝れない分、休みの日に寝溜めしてしまおうと思ってしまうことは多々あるはずです。
ただ、それも時間の無駄です。
休みの日は、平日に比べ、自由に使える時間が遥かに多いです。せっかくのまとまった自由の時間、自分の趣味、やりたかったことにあてるようにしましょう。
また、寝溜めは健康的にもあまり良くありません。寝溜めすることにより、体内リズムが狂ってしまい、逆に平日に体がだるくなってしまうことがあります。
休みの日も、平日同様、早起きして時間を有効活用することを強くオススメします。
⑤ 無駄な飲み会
意外と多いのが、無駄な飲み会。
飲むのが好きだからつい行ってしまう、もしくは断ることができず嫌々出向いてしまうなんて人も多いでしょう。
ただ、無駄な飲み会は本当に時間の無駄です。
「飲みニケーションは、ビジネスにおいてとても重要だ!」と豪語する人もいますが、決してそんなわけはありません。
実際に飲みに行ったからといって、仕事が成立したなんてことは、滅多にないはずです。
特に参加してもつまらない飲み会は、本当に時間の無駄と感じますよね。
不必要な飲み会は、積極的に断る努力をしましょう。
仕事の飲み会の場合、夜の飲み会ではなく、昼間のランチ会などに変えてみるのはいかがでしょうか?
⑥ 嫌なことをする
人生は限られています。もしあなたが、我慢して嫌なことをしているならば、今すぐやめてみても良いかもしれません。
確かに、嫌なことを乗り越えたからこそ、得られるものもあります。
ただ、心が病むまで嫌なことをするのは、時間の無駄です。自分の嫌なことに向き合うのではなく、自分が好むことに向き合うようにしてみませんか?
⑦ 「何か良いことないかな〜」
「何か良いことないかな〜」が口癖の人、いませんか?
良いことは、待っていても来ません!
「何か良いことないかな〜」と待ちの姿勢を持つのではなく、自ら行動に移し、良いことを探しに行くことをオススメします。「何か良いこと」は、あなたが行動に移すから、やってくるのです。
「何か良いこと」を待ち続けていたら、あっという間に一年が経ってしまいます。
1年という貴重な時間を無駄にする前に、些細な行動でも良いので、動き出してみましょう。
⑧ 恨むこと
人は誰でも「あの人、絶対に許せない!」と恨みを持ってしまう人がいるかと思います。
その人は、あなたに対して決して許されないひどい事をしたのかもしれません。
ただ、ややクールかもしれませんが、もう過ぎたことなので、どうにもなりません。
恨み続ける時間はとても無駄な時間で、その時間を使って何か楽しい事、ワクワクする事を考える時間にあててみるのはいかがでしょうか?
人を恨むことは、ストレスですし、人相にも出てしまいます。
「もういいや!あんな人!」と自ら恨みを断ち切って、ポジティブな考えに変換する努力をしましょう。
心配事も同じです。
人は誰しも心配事を抱えていますが、心配事を心配していても何も解決しません。
心配事は、頭から排除して、自分の人生において決して無駄にならない、楽しいこと、やってみたいことなどを考えるようにしてみませんか?
ダラダラすることも大事!
無駄な時間をご紹介しましたが、だからといって、毎日無駄な時間が発生しないよう、テキパキ行動してしまっては、自分自身が疲れてしまうだけです。
全ての時間を意味のある時間にする必要はありません。
たまには、家でゴロゴロと過ごしたり、友人と他愛もない会話をして無駄な時間を過ごしたりすることも大事です。
そんな時間があなたの心を元気にさせてくれることだって必ずあるはずです。
自分自身が楽しい、ワクワクする!と感じる時間は、決して無駄な時間ではありません。むしろ人生において、とても貴重な時間です。
そんな「楽しい!」と思える時間が、新しいアイデアを生み出したり、活力になったりします。
限られた自由に使える時間を、無駄に過ごさいことはもちろん、楽しい時間を増やすという意識を持って毎日を送ることで、人生がより豊かなものになるはずですよ。