人付き合いに「無理」は禁物 人付き合いが苦手な人のための克服法

生きていく中で避けては通れないのが「人との接点」です。
もちろん人との接点が自分の人生を豊かにしてくれますが、逆に人と接点を持つことで抱えてしまう悩みも多くあります。

同じ人間とはいえども、それぞれ違った考え方・趣向があるため、衝突してしまうのは当たり前なのですが、衝突によるストレスは大きく、一人でいる方が気楽でいいや!と思ってしまうこともあるでしょう。

ただ、どうしても生活していく中で、人と接点を持つ場面を避けることはできません。

では、ストレスなく人間関係を構築していくにはどうしたらいいのか?

人付き合いが苦手だからといって、匙を投げる前に、今一度人との付き合い方について振り返ってみましょう。

もしかすると、人付き合いのやり方を変えるだけで、今よりももっと楽な生活を送ることができるかもしれません。

・人付き合いに「無理」は禁物
・人付き合いが苦手な人のための克服法
・上手な断り方
・上手な断り方 シーン別

人付き合いに「無理」は禁物


人付き合いが苦手と感じている人は、もしかすると無理して人との時間を過ごしているかもしれません。

誘われたら、断れず行ってしまう、あまり気が合わない人とも無理して話をしてしまう、など自分に無理をした行動を取っていると、「人付き合い」が苦手になってしまうのは当たり前です。

苦手を通り越して、人と接することが嫌いになってしまうこともあるでしょう。

人付き合いをうまくする方法の大前提は「無理をしない」ことです。

例えば、飲みに誘われても、行きたくない場合は「NO」と言って良いのです。
遊びに誘われた時も、友人にどう思われるかを気にして無理して行く必要はないのです。

自分が嫌だなと思うお誘いを断ることにより、日々の生活の中で自分が好きに使える時間が増えてくるはずです。その時間を使って、自分の趣味に使ったり、のんびり過ごしたりする方が、人生トータルで考えると、メリットが大きいです。

わざわざ自分が苦手に感じるものに時間を費やす必要はなく、自分が楽しめる、得意とするものに時間を費やしていきましょう。

でも、そんなことしたら友人が減ってしまって生涯孤独になってしまわない?と不安が出てくるでしょう。

その心配は要りません。

自分が好きなことをやって、自分の納得のいく人生を送っていると、自然と自分と同じ価値観を持った人との出会いが待っています。

例えば、会社の飲み会を断るようにし、趣味のボルダリングを始めた場合、ボルダリングの教室で、新たな人たちに出会います。

彼らも、仕事後の時間は自分の趣味に当てている人たちなので、あなたと価値観は合うでしょう。

そうやって、自分が無理な人付き合いをやめ、自分の時間を優先し、自分のやりたいことを始めてみることにより、自分と同じ価値観を持っている人を無意識に引き寄せるようになるのです。

人付き合いが苦手と感じる人は、一度胸に手を当てて、自分は無理をしていないか自問してみましょう。
もし無理をしているならば、お誘いは全て断り、自分のためだけに時間を費やすようにしてみてください。

驚くほど、心がスッキリするはずです。

人付き合いが苦手な人のための克服法

人付き合いが苦手な人は、無理をしなくて良いというお話をしましたが、仕事上、どうしても人付き合いを大切にしなくてはいけない場面もあるかと思います。

そんな時に、役に立つ克服法をご紹介します。

どれも自分に「無理」をすることなく、実践できるものなので、是非試してみましょう。

① 元気に挨拶


人付き合いが苦手な人は、人との会話を拒む傾向があります。

「何か面白い話をしなくてはいけない。」「場を盛り上げる話題を振らなくてはいけない。」とあれこれ考えてしまい、最終的に自分自身が疲れ切ってしまうオチ。

そうなってしまうと、自然と人との接点を避けてしまい、人付き合いが苦手度が増してしまう一方です。

ただ、人付き合いを克服するために、「高度なコミュニケーション能力」は求められません。それよりも必要とされることは「挨拶」です。

「おはようございます!」「お疲れ様です!」と元気に挨拶するだけで、OKです。

そうすることにより、あなた自身が人と接点を持つことに徐々に慣れてきます。
また、周囲からのあなたの印象もとても良いものになります。

小声でボソボソと挨拶してしまっては、周囲から「自信がなさそうな人だな。」「元気がなさそうな人だな」とマイナスな印象を持たれてしまいます。

元気に大きな声で挨拶することを心がけましょう。

早速、明日の朝、会社の同僚、お客さんに元気よく挨拶してみてください。不思議と、ポジティブな感情が芽生えてくるはずです。

② 常に笑顔


人付き合いが苦手な人は、無意識に顔が強張ってしまっています。自分ではそんなつもりではなくても、眉間にシワが寄っていたり、口がへの字になっていたりします。

ここは、意識的に常に笑顔でいるようにしましょう。
パソコンに向かっている時も、笑顔。社内を歩いている時も、笑顔。常に笑顔を作ってください。

そうすることにより、周囲の人はあなたに心を開いてくれ、あなたから話しかけなくても、周りから話しかけてきてくれるようになります。

また、笑顔を意識的に作ることにより、自分自身の幸福度が上がるという研究結果があるほど、笑顔には大きなパワーを持っています。

まずは、鏡の前で笑顔を作ってみて、その笑顔を人前でも常に見せつけるよう、心がけましょう。

③ 人に興味を持つ


人付き合いが苦手な人は、自分に意識が向いてしまっている傾向にもあります。

「この誘いを断ったら、どう思われるだろう?」「上手く話せなかったけど、自分はどう思われているだろう?」と、常に自分に意識が向いてしまい、相手に意識が行っていません。

あまり自分がどう思われているのかは考えずに、相手に興味を持ち、相手に意識を向けるようにしましょう。

会話の場面でも、自分がいかに上手く話せるかを考えるのではなく、相手の話を聞くことに集中すればOKです。

つまり、聞き上手になれば良いのです。

人は誰もが自分の話を聞いてもらいたいという欲があります。人の話を、「ウンウン」と相槌を打って聞くだけで、コミュニケーションは成立します。

ただ、気をつけなくてはいけないのは、ただ相手の話をボーッと聞いて頷くのではなく、きちんと相手の話している会話の内容に興味を持つようにし、聞いてあげることです。

それだけで、人付き合いが苦手と感じることは少なくなってきます。

④ 断ることに慣れる


人付き合いが苦手な人は、つい人からの誘いに乗ってしまいます。
行きたくもない飲み会、遊びに行って、ただただ疲れて帰宅するだけ。それは、人付き合いが嫌いになってしまうだけですよね。

そうならないためにも、お誘いを断ることに慣れなくてはいけません。

断ることに慣れてしまえば、余計なストレスを抱えることなく、人付き合いも苦に感じなくなります。
また、あなたと同じ考えを持った仲間たちも自然と増えてくるはずです。

上手な断り方

人付き合いが苦手な人のための克服法に「断ることに慣れる」がありますが、断り方に頭を抱えてしまう人も多いのではないでしょうか?

断る時に大事なのは、この形式です。

①「断る」 + ②「断る理由」 + ③「気遣い」

断り下手な人は、①の断るが、まずできないのでしょう。

これは、コツなどはなく、NOと言う勇気、そしてNOと言うことに慣れることが重要です。

次に、②の断る理由ですが、理由は何でもOKです。

理由をきちんと述べられれば、理由は問いません。相手が、不快に思う理由は、許されませんが、それ以外の理由でしたらほぼ何でも問題ありません。「別件がある」「他にやらなくてはいけない業務がある」「体調が悪い」など、オーソドックスな理由で構いません。

③の気遣いは、「誘ってくれてありがとう」という気持ちを伝える部分です。この気遣いが抜けてしまうと、相手はあまり良い気はしません。

お誘いを断る際は、どんなに魅力のないお誘いでも、きちんと「誘ってくれてありがとう」という言葉は伝えておきましょう。

上手な断り方 シーン別

それでは、シーン別で上手な断り方をご紹介します。

① 会社の飲み会に誘われた時


「ごめんなさい。今日は先約が入っていて、どうしても参加できないのです。とても残念です。」

とてもオーソドックスな断り方ですね。でもこれで良いんです。

下手に色々と理由をつけたりしてしまうと、逆に胡散臭く感じてしまうので、そこは「先約」でまとめておきましょう。

最後の気遣いの部分、「とても残念です。」に、「また誘ってください!!」とうっかり言ってしまう人もいますが、それは要注意です。本当に誘われてしまう可能性があるので、無闇にその言葉を使うのはやめておきましょう。

「ごめんなさい。まだ仕事が終わらなくて。家でやろうと思っているので、30分だけなら顔を出せます。」

毎回断ってしまって、気まずい人は、「30分だけ」「1時間だけ」など、時間を決めて、伝えましょう。
そうすることにより、相手も嫌な気分はしません。

仕事がまだ残っているのに、ちょっとでも参加してくれるんだ、とプラスの印象を持ってくれます。

② 友人から遊びに誘われた時


「ごめんね。その日は、仕事が終わりそうにないんだ。自分の分も楽しんできて。感想聞かせてね。」

仕事を理由にしてしまえば、相手も必要以上には誘えなくなるので良いです。

また、気遣いの部分で、「感想聞かせてね。」と伝えることにより、相手も悪い気はしません。

③ 異性からのお誘い


「ごめんなさい。でも、誘ってくれてありがとう。」

異性からのお誘いに関しては、シンプルさに尽きます。

必要以上に、言い訳や理由を述べてしまうと、下手に相手に期待を持たせてしまいます。
相手にしっかりと好意がないことを伝えることが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

人付き合いが苦手な人は、自分を否定してしまいがちです。

「どうして自分は上手く会話ができないんだろう。」「人付き合いが苦手な自分は良くないな。」と自分にダメ出ししてしまうのです。

でも、自分を否定する必要は一切なく、むしろ自分に無理をさせないことが、人付き合いを克服する最善の方法です。

つまり、ありのままの自分で生活を送ることにより、ストレスのない毎日を送ることができ、自然と自分と価値観の合う人たちが集まってきます。

人付き合いが苦手だからといって、ため息をつくのではなく、「思いっきり自分を貫いていこう!」と前向きに考えるようにしてみてください。