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少しワガママな方が、良い関係を作れる?

誰かと一緒に何かを決める時、あなたは自分の意見を伝える派ですか?それとも相手の意向に沿う派ですか?

例えば、恋人と何の映画を見るか決める時、友達とどこのレストランに行くか決める時、あなたは自分の希望を相手に伝えますか?それとも相手を喜ばせるために、相手の希望を聞き入れるようにしていますか?

少しワガママになるべきか、無私無欲になるべきか、迷うところですよね。

「ワガママ」は、ネガティブな印象を持ちがちですが、親密な関係になるには、ほんの少しのワガママさが必要だということはご存知でしょうか?

・少しワガママになる方が、良好な関係になれる?
・お互いが異なる気質の方がうまく行くのは何故?

少しワガママになる方が、良好な関係になれる?


二人の人間が何かを決めようとしている時、両者共、ワガママ、もしくは無私無欲の場合、元々二人が希望していたものとはかけ離れたものを最終的に選んでしまうようです。つまり、二人にとってハッピーでない結果になってしまうようです。

反面、どちらか一人だけがワガママ、もしくは無私無欲の場合は、お互いの希望に近い選択をすると言われています。

実際にこんな研究も行われました。

参加者を集め、部屋で様々なテレビ番組を見てもらい、それらの番組を評価してもらいました。さらに、参加者達には、自分たちがワガママなタイプなのか、無私無欲なタイプなのかも答えてもらいました。

2週間後に、再び同じ参加者達に集まってもらい、ランダムにペアを組ませ、一緒に見るテレビ番組を選んでもらいました。

どちらかの一人がワガママ、もしくは無私無欲、つまり気質が異なるペアの方が、お互いの希望に沿った番組を選んだと言う研究結果が出たそうです。

また、2人ともワガママ・無私無欲の同じ気質ペアは、どちらも全く興味のない番組を選ぶ傾向にあったようです。

お互いが異なる気質の方がうまく行くのは何故?


では、なぜこんな事が起きてしまうのでしょうか?

それは、同じ気質の二人だと、「交渉」という行動に出てしまうからです。

例えば、両者ともにワガママの場合、それぞれが正直に自分の希望を伝え、どちらか一方が相手の希望を飲み込もうとはしません。その為、二人が希望していなかった全く別の第3のオプションを選んでしまうのです。

両者ともに無私無欲の場合、相手が希望することを勝手に推測してしまい、間違った選択を選んでしまいます。人の心はそう簡単には読めません。勝手にこちらの解釈で相手が求めていることを選んでしまって失敗する事が多々あるのです。

研究結果を見て分かるように、カップルが何かしらの決断を下すときは、どちらか一方がややワガママになった方が、お互い納得のいく結果になるのです。
そうすることにより、次の機会で何か決断を下す時、今度は相手の希望に添えてあげようとも思えるのです。

「今日は君が店を選んでいいよ。その代わり、次回は僕が選ぶね」といった会話ができれば、お互いストレスのない交際を続ける事が出来るのです。

仕事でも同じです。
グループでの話し合いで、なかなかゴールが見えない時、誰か一人が声をあげて決断を下すと、一気に物事が進むことってありますよね。ちょっとワガママになって、リードを取ることにより、周囲から感謝されることもあるのです。

今、気になる異性がいるならば、相手の顔色やご機嫌を伺ってばかりではなく、たまには自らリードを取って、ワガママになっても良いです。
お互いがお互いを気を使っていると、逆効果で、関係が悪化してしまう例もたくさんあります。

参考元:Psychology Today

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