女性は、男性に「男らしさ」を求めます。
最近では、草食系男子など、柔らかい雰囲気の男性が女性に好まれる傾向にありますが、最終的にそんな草食系男子にも女性は「いざという時には守ってもらいたい!」という男性らしさを求めるのです。
では、女性が男性に求める「男らしさ」とは具体的にどんな部分なのでしょうか?
もしかすると、男性が考える「男らしさ」と女性が求める「男らしさ」には、ズレがあるのかもしれません。
・女性が求める男らしさ 8選
・男らしくなるには?
・間違った「男らしさ」
以上のテーマでお話させていただきます。
女性が求める男らしさ
「男らしい人が好き!」と言っている女性は、具体的に男性に何を求めているのでしょうか?
これらの特徴に当てはまっている男性に、女性は「男らしさ」を感じるようです。
① 過去を振り返らない 常に前を向いている
過去にしがみつかず、常に先のことを考えている男性に、女性は「男らしさ」を感じます。
仕事の失敗、失恋など、どうしても人は過去のことを引きずってしまうもの。特に女性は、過去の苦い経験を引きずってしまいがちですが、そんな中、「過去は過去!」と割り切って前向きに人生を送っている男性に、女性は魅力を感じるのです。
結婚相手として考えても、常に前向きでいてくれる男性の方が、頼り甲斐があり、より良い人生を安心して送れると女性は思うのです。
② 余裕がある
余裕がある男性に、女性は「男らしさ」を感じます。
ちょっとしたことでは動じない男性は、安心感を与え、思わず女性も魅了されてしまうもの。
結婚相手として考えた場合も、いざという時に「大丈夫だよ。僕に任せて」と言ってくれる男性を女性は求めるのです。
また、余裕のある男性は、人が助けを求めている時もすぐに手を差し伸べることができます。人が何かにつまずいている時も、優しい言葉をかける余裕も持っているのです。
そんな余裕が、安心感と信頼感に繋がり、女性に好まれる傾向にあります。
もしかすると、お金の余裕よりも、心の余裕の方が、女性にとって重要ポイントなのかもしれません。
③ 自信を持っている
自信を持っている男性にも、女性は「男らしさ」を感じます。
「自分に自信を持つなんて到底無理!」と思ってしまう男性も多いかと思いますが、心配する必要はありません。
何か1個で良いので、自信を持てる部分があれば、十分女性を魅了させることができます。
普段頼りない男性でも、特定分野には自信があれば、女性は意外性を感じ、そのギャップに思わずドキッとしてしまうのです。
つまり、自分のアピールポイントをしっかりと自信を持って主張できる男性こそが、女性のハートを掴めるのでしょう。
④ 謝罪できる
大事な時にきちんと謝罪できる男性も男らしいです。
自分の失敗を認め、きちんと頭を下げられる男性のことを、女性は「カッコ悪い」とは一切思わず、逆に「男らしくてかっこいい!」と思うのです。
基本的に「男性はプライドが高い生き物だ」と信じている女性は、プライドを捨ててでもきちんと謝罪できる男性に素直さと謙虚さを感じ、好印象を持ちます。
だからといって、「すみません」が口癖の男性がモテるわけではありません。
正しいタイミングで、正しい状況に合わせてきちんと頭を下げられる男性のみが、女性に好かれるのです。
⑤ 決断力がある
決断力も、女性が求める「男らしさ」です。
女性は、どちらかというと優柔不断な人が多く、選択を求められると決断できず、心が揺れ動いてしまいがちです。
そんな時に、正しい判断の元、ビシッと決断でき、リードしてくれる男性に、女性は「男らしさ」を感じます。
デートの行き先も、迷いなくリードしてくれる男性に女性は愛情を感じます。
ここで、「どこにしようか。」「どっか行きたいところある?」と優柔不断になってしまったり判断を女性側に託してしまうと、女性は「私のために考えてくれないの?私のことそこまで好きじゃないのかな?」と勘違いしてしまうので、要注意です。
⑥ 行動力がある
やはり女性は、行動で示してくれる男性を好む傾向にあります。
自分が目標としているものに、真っ先に行動できる男性は、とても魅力的にうつります。
「口だけで、行動にうつさない!」というよく耳にする女性の不満は事実であり、行動力がない男性が多いのは事実です。
そんな中、口に出したことは実行する、実現に向けて行動できる男性はとても目立ち、女性は「男らしさ」を感じるのです。
⑦ 目標を持っている
目標を持って生活している男性にも、女性は「男らしさ」を感じます。
何の目標もなく、ただただ毎日を過ごしている男性に女性はつまらなさと不安感を覚えます。
きちんと目標を持ってそれに向かって日々努力している男性は、見ていてとても頼もしく、女性は「この人と一緒に人生を過ごして、少しでも彼の役に立ちたい」と思います。
⑧ 思っていることをきちんと伝えられる
素直に自分の気持ちを伝えられる男性にも「男らしさ」を感じます。
無駄にカッコつけず、自分の感情に素直であり、その感情をそのまま人に伝えられる男性は、とてもカッコよく見えるのです。
例えば、女性が可愛い洋服を着ていたら、「その洋服、とても似合うね。」と伝えらえる男性は、女性からの評価がとても高いです。
特に女性の気を引こうとしているわけではなく、自分が思ったことを素直に伝えただけなのに、女性は思わずキュンとしてしまうのです。
間違った「男らしさ」
「男らしさ」の意味を履き違えている男性は非常に多いです。
あなたが思う「男らしさ」は、もしかすると女性に嫌われてしまうものかもしれないので、要注意です。
① オラオラ系はNG
「男らしい」=「オラオラ系」と勘違いしてしまっている男性もいますが、これは間違いです。むしろ、女性は「オラオラ系男子」は嫌いです。
女性が男性に求めるものは、スリル感ではなく安心感です。
若い女性(中高生)には、オラオラ系の男性と付き合いたい!と言う人もいるかと思いますが、女性は、年齢を重ねていくごとに、男性に安心感と信頼感を求めるようになります。
ファッションも同じで、オラオラ系のファッションは女性に嫌われてしまうので、要注意です。あくまでも、清潔感のある服装が女性に好まれます。
② 無口はNG
無口な男性は、男らしいと勘違いしている男性も多いのでは?
確かに、無口で無愛想な男性は、とてもミステリアスですが、女性はなかなか近寄ってこないでしょう。
③ 武勇伝はNG
過去の武勇伝を自慢げに話して、男らしさをアピールする男性も多いですが、この行動も絶対に避けましょう。
女性にとって、男性の武勇伝は退屈で仕方ないトピックです。男性の武勇伝に女性は全く興味がありません。
自分をよく見せようと、過去の武勇伝や自慢話をするのではなく、女性の話に耳を傾けることに専念してください。
女性は、自分の話をしっかりと聞いてくれる男性を好みます。
④ 喧嘩はNG
すぐ喧嘩をしてしまう男性は、自分自身のことを「強い」、「男らしい」と勘違いしていることが多いですが、逆です。
喧嘩っ早い男性は、むしろ弱い人間で、弱い部分に突っ込まれるのが嫌だからすぐ手や口が出してしまうのです。
女性はそこらへんを理解しており、すぐ喧嘩してしまう男性に対して「恥ずかしい人」「子供っぽい人」とマイナスな印象を持ちます。
⑤ ひとりよがりはNG
男らしさの条件で「自信を持っていること」が挙げられていましたが、人の意見を聞き入れない自信家は、男らしくありません。
また、自分が間違っていたと気づいても、謝罪できない男性もカッコ悪いだけです。
「自分は間違っていない」「自分はいつも正しい」と思っている男性は、いつまでたっても女性にはモテないので要注意です。
男らしくなるには?
それでは、男らしくなるには、具体的にどのような行動に出れば良いのでしょうか?
男らしくなるために、筋トレを始めたり、口調を変えたりするのは見当違いなので、気をつけましょう。
① 迷いない行動
男らしくなるには、まずは迷いない行動を心がけるようにしましょう。
例えば、目の前で体調が悪そうな人がいたとします。そこで、「どうしよう。大丈夫かな?助けた方がいいかな?」と迷っていたら、男らしくありません。
迷いなく即座に、手を差し伸べてあげるのが正しい男らしい行動です。迷いなくすぐに行動に移せるようになれば、男らしい男性に一歩近づけるはずです。
② ジェントルマンな振る舞い
ジェントルマンな振る舞いをすれば、女性からは「男らしい人」として見てもらえます。
綺麗な口調、挨拶、背筋が伸びた姿勢、そして女性に対するレディーファーストな行動だけで、男らしく見えます。
とても些細なことばかりですが、気を抜くことなく、毎日「自分はジェントルマンだ」と言い聞かせ、紳士的な振る舞いをするように心がけましょう。
③ 下心のない優しさを持つ
下心のない優しさを見せましょう。
つまり、ギブアンドテイクではなく「ギブアンドギブ」の精神で人に接するようにしてください。
女性は、観察能力がとても高く、あなたが下心ありきで優しく接すると、すぐ女性はその下心を察知します。
特定の人にだけでなく、周囲の人全員に平等に思いやりを持って接すること。そこでやっと、女性はあなたのことを「男らしい男性」と見てくれるようになります。
④ スケジュール管理を徹底する
男らしい男性は、時間に余裕があるため、心にも余裕が持てるのです。
仕事、プライベートの時間をきちんと管理し、スケジュール通りに行動できているからこそ、周囲に気を配れる余裕もあります。
もし、スケジュールがパンパン、もしくは頭の中にしっかりとスケジュールが入っていない場合は、今一度、仕事の進め方、プライベートの時間の使い方を見直しましょう。
⑤ 愚痴・陰口は言わない
愚痴、陰口は、自分の評価を下げるだけです。
思うことはあっても、それを決して他人に話さないようにしましょう。
文句も不満も言わずに、淡々と仕事をしている男性の方が、男らしく映るのは当たり前ですよね。そうすることにより、女性関係だけでなく、職場でも厚い信頼を得られるようになり、より良い功績を残せるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「男らしい男性」を想像すると、筋肉モリモリのガサツな男性を想像してしまうかもしれませんが、実際に女性が求める「男らしさ」は、「繊細さ」「丁寧さ」と、やや女々しいイメージに近いものです。
ただ、「繊細さ」と「丁寧さ」がありながらも、しっかりと自分を持っている人間だからこそ、女性は魅了されるのでしょう。
今回お話した、女性が求める男らしさの特徴を一個一個抑えて、少しずつ女性の理想像に近づいてみてください!