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みかん企画

デートコース

花の舞酒造の酒蔵見学 試飲してから日本酒も買える!

From:吉本みかん

先月、静岡県浜松市の花の舞酒造さんの酒蔵見学に行ってきました。

贅沢にも、杜氏の土田一仁(つちだかずひと)さんにご案内をしていただきました。

みかん企画代表の吉本雅子が土田さんから色々お話を伺いました。

酒蔵見学をしている酒蔵は静岡県西部では珍しくて、お酒を売っているお店では試飲してお酒を選べます。

無料で見学ができるので、お酒好きのカップルにはデートコースに良いですね。

運転があるので、なかなか試飲は難しいかもしれませんけど(笑)

どっちが飲むかケンカになったりして。

というわけで、さっそく酒蔵の案内をしていただきました。

お店の名前の由来は、北遠地方に奉納踊り「花の舞」からきています。

花の舞酒造は、江戸末期元治元年1864年創業で150年ほど、庚申寺(こうしんじ)の門前町として栄えました。

軒先には、蔵元の軒先に目印として杉玉が飾ってあります。

こちらは数日前に交換したばかり。

1年に1度、新酒が絞られたときに交換するそうです。

10月の最終日曜日には、毎年蔵開きがあって、新酒をそのときに振舞うそうなんです。

そのイベント前に交換したので、少し茶色くなっています。

最初は全体が緑ですが、この緑だけというのは1年の間、本当に少しの間だけなんだそうです。

まだちょっと柔らかいですが、触ると少しチクチクします。

チクチクするということで、柊のように魔除けという意味があったりするんです。

杉はお酒の神様ということもあり、そのご神木で樽も杉で作っているんですね。

肝心の杉玉ですが、杉の穂先を剣山のようなところに差し込んで丸く刈り込んだものをプロの職人さんから購入しているそうです。

色んな意味合いを込めて、杉玉が蔵元の軒先にかかっています。

緑のときは、新酒が絞られたという合図で、だんだん茶色になっていくのは、新酒が熟成していくということも意味しています。

蔵開きというイベントは、先ほどもご紹介しましたが、毎年10月の最終日曜日に行われて、なんと一般でも参加できるんです。

8千人くらい来られるそうで、ブルーシートやクーラーボックス持参で、お酒を買って飲まれる方が多いだそうです。

町興しの方の屋台も出ているので、食べ物も困らないので、酒飲みには最高のイベントではないでしょうか。

近所の笛工房の方が、笛を吹いてくれたり太鼓を叩いてくれたりして、本当にお祭り騒ぎです。

花の舞酒造さんのホームページで案内が出るそうですので、来年は忘れずチェックですね!

では、肝心のお酒造りについてお聞きしてきました。

お酒造りに使われているのは、静岡県産の山田錦。

近隣の農家さんに依頼して花の舞用に生産しているということでした。

農家さんも熱心で、山田錦研究会立ち上げて、日々花の舞に合う山田錦を研究を繰り返し作っているそうです。

酒蔵見学では、15分程のビデオを見ながら、普段なじみのないお酒造りについて知ることができます。

ものすごい、手間暇かけて、丁寧にお酒を造っているんだなと実感できます。

何気なく飲んでいるお酒ですが、こういうストーリーを聞くと、より一層味わって楽しめますね。

と、いろんなお話を伺いながら、酒蔵見学をさせていただきました。

いよいよお楽しみの試飲。

やっぱり、酒蔵見学といえば、試飲!

間違いない。

すみません、僕も取材にかこつけて自分が一番楽しんでいました(笑)

みかん企画のスタッフの細田さんがちょうど仕事がお休みだったので、一緒に酒蔵見学に行きました。

二人で取材も忘れて、試飲!試飲!

この次は、杜氏さんとざっくばらんにお話させていただきながらの試飲レポートです。

なぜかここからは、僕がインタビュアーになっています(^-^;

花の舞酒造では、南アルプスのお水を使っているそうで、水脈的には長野の南アルプスと同じ水質なんだそうです。

長野もお酒の産地としては有名ですよね。

やっぱりお酒造りは水が命!ということで、その仕込み水も試飲できます。

酒どころの長野と同じ品質で、静岡県でも酒造りができるというのに僕は驚いたんですが、

もう1つ気になることがありました。

それは、リニア問題。

他にもいくつか疑問があったので、僕の疑問を杜氏さんにぶつけてみました。

吉本:全然関係ないですけど、気になったのでお酒造りにリニアの影響はあるんですか?

土田さん:あんまり関係ないかも。トンネル掘るので水の道も変わるかもしれませんが、それは分かりませんね。

吉本:ところで、働いている人はどうやって通勤しているんですか?

利き酒していると、飲酒運転にならないのかなと思いまして。

土田さん:利き酒していると言っても、口に含むだけで、そのあと全部出しているので大丈夫です。

普通に車で帰ります(笑)

それに、仕事で常に利き酒するのは杜氏くらいですから、他の従業員は関係ありません。

吉本:そうなんですね。それでも、作業していて酔うことってあるんですか?

土田さん:換気してますから、大丈夫ですよ。

まあ、室内の空気にはちょっとはアルコール成分は含んでいると思いますけど、問題になるレベルではないですね。

吉本:ありがとうございます。

ところで、試飲ついでにおススメのお酒ってありますか?

土田:それでしたら、こちらがおススメです。

全国燗酒コンテストぬる燗部門で金賞をいただいた「香る純米酒」です。

アルコール度数も14度で、あまりお酒に強くない方でもすっといけます。

最近は、お酒は強くないんだけど、お酒は好きっていう女性も多いですから、そういった方にとても人気です。

このお酒は、冷やしてもおいしいですが、常温や、常温に氷、もしくはぬる燗で味と香りが広がります。

本当に、女性にもおススメのお酒ですね。

というわけで、こちらのお酒をお土産に買って帰りました。

それと、気になった梅酒も一緒に。

こちらも、ストレートでも飲めるくらい飲みやすくて、女性にもおススメです。

ちょうど、僕の紹介で結婚された夫婦がいましたので、プレゼントしたところ、こんな感想でした。

日本酒は女性の私でもかなり飲みやすかったです。

やっぱり日本酒なので、魚と一緒に飲むといいかなと思い、お魚を用意。

お魚との相乗効果もあって、味わい深くて、その日は夢心地で眠れました。

お酒自体の味はそれほど強くないです。

焼き魚と一緒に頂いた時にも、飲むと口の中がスッキリ。

お魚の味がより味わい深く口の中に広がる、そんなお酒でした。

梅酒がとても甘くて、すごく口当たりが良かったです。

アルコール臭くもなくて、梅ジュースに近い感じです。

ちょうど、出産明けでお酒に弱くなっていたので、飲めるかなと正直心配でした。

でも、花の舞さんのお酒はどちらも美味しいくて、一気に飲んでしまいました(笑)

おかげで、次の日は数年ぶりの二日酔いになってしまいました。

花の舞酒造さんの酒蔵見学はこちら


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