大好きな恋人でも、些細なことで喧嘩をしてしまったり、相手に対しての不満の1つや2つはあるはずです。
そんな小さなことが、最悪な状況を招いしてしまうこともあるので、以下のガイドラインを徹底して守りましょう。
① 不満を伝える
相手に不満があることを伝えましょう。
回りくどい言い方はせず、シンプルに「ちょっと不満があって。今、話してもいいかな?」と尋ねましょう。
一番良くないのは、不満を溜め込むことです。
いくら愛し合う恋人同士でも、全くの異なる人間なので、一緒にいる時間が長くなればなるほど衝突してしまうのは当たり前のことです。
そこで不満を溜めこみ続けると、突然爆発してしまい相手を驚かせてしまったり、挙句の履いてには、相手に愛想を尽かされてしまうことだってあります。
大好きなパートナーとの交際を長続きさせるためには、どんなに些細なことでも、抱え込んでいる不満は伝えるようにしましょう。
② 時間を作る
「ちょっと思っていることがあって。今、話してもいいかな?」と尋ねて、「だめ」と言われてしまった場合は、どうすべきでしょうか?
NOと言われてしまったからといって、ここでまた不満を溜め込んではいけません。
改めて別の機会に時間を作ってもらうようお願いしましょう。話し合いは、予想より時間がかかるので、お互いに余裕のある時間を指定するようにしてください。
③ 意思をはっきり伝える
話し合いをする際は、あなたの考え・意思を明確にしっかりと伝えるようにしましょう。
不満を伝えることにより、お互いの関係がより良好なものになると相手に知ってもらう必要があります。
「ただの不満ではなく、この不満を打ち明けることにより、私たちの信頼関係はより強いものになるんだ。」と前向きな姿勢で話すことも重要です。
④ 話を聞いてもらうようお願いする
お互いに一方的に話をするのではなく、お互いにきちんと聞き入れる姿勢を持ちましょう。
上手く話すことができないと思ったら、きちんとその旨も伝えまそう。
「上手く自分の気持ちを伝えられるか心配だけれども、最後まで聞いてもらえると助かる。私の話を聞いてもらった上で、あなたの意見も聞かせてほしい。私も、あなたの考えを理解するよう努力するし、あなたのニーズに応えられるよう頑張る」と伝えれば、パートナーも嫌な気はしないはずです。
⑤ お願いしたいことを明確に伝える
あなたの気持ち、相手に対するニーズ、不満を明確に伝え、相手にしてもらいたいこともはっきりと分かりやすく伝えましょう。
「私も以前、こんなことがあって・・・」とあなたの経験を元に話すことにより、相手は自分が非難されている、自分が責められていると思わずに、あなたの話を聞いてくれるはずです。
もしそれでも、あなたの話を途中で遮断して反論してくる場合は、「最後まで私の話を聞いてもらった後に、私もあなたの話を聞きたい」と伝えましょう。
⑥ 敬意を払いましょう
最後まであなたの話を聞いてくれたパートナーに敬意を払いましょう。
パートナーが納得のいかないことを話した際も、彼・彼女の考えを正そうとするのではなく、まずは最後まで聞いてあげましょう。
⑦ お互いが納得いく結論を出す
お互いの意見を言い合い、聞き入れるという行為を繰り返し、二人が納得いく結論を見出しましょう。決して、どちらか一方が求めることに100%従う必要はありません。
それよりも、お互いが上手く折り合いをつけて、納得できるポイントを見出すことの方が大事です。
不満を伝えることの目的は、問題を完全に解決することではなく、二人にとっての良い結論を見出すことです。
不満の内容によっては、何度も話し合いを重ねなくてはならないかもしれません。ただ、あなたの意向を押し付けるのではなく、お互いが合意できる解決策を見出すことが、二人の関係を長続きさせるコツです。
⑧ 感謝する
話し合いがどんな結果で終わろうと、パートナーに感謝の気持ちを伝えましょう。
話し合うことで、信頼関係がさらに強化され、人生においてさらに大事なパートナーになったという事を伝えてあげてください。
自分が責められるのでは?怒られるのでは?といったネガティブな感情で、話し合いを避ける人もいます。
逆の立場になって考えたらよく分かりますよね。
パートナーから突然「ちょっと君に対して思っていることがあるんだけど。」と告げられたら、「ゲッ・・・。なんか嫌な事を言われるのかな?」と身構えてしまいますもんね。
とは言え、不満を溜め込んで関係を続けていても、それは幸せな関係とは言えません。
今一緒にいるパートナーとこれからもずっと一緒にいたいと思うならば、不満はきちんと相手に伝えるようにしましょう。
そして、不満を伝える際は、あなたの意向を相手に丸呑みさせるのではなく、お互いにとって納得のいく結論を見出せるよう、話し合いを重ねましょう。
参考元:Psychology Today