子供の頃はあんなに素直にいられたのに、何で大人になると素直になれなくなってしまったのでしょうか?
大人になったからこそ「素直さ」の大事さは理解しているのに、どうしても好きな人、友人などに気持ちを素直に伝えられないもどかしさ、ありますよね。
特に婚活では「素直さ」が重要になってきます。
今回は、素直になりたいあなたが少しでも素直になれるお話をさせていただきます。
・素直でいることの大切さ 5つの理由
・なぜ、素直になれないのか? 2つの理由
・素直になる6つの方法?
・素直になれると、人を信頼できる
以上のテーマでお話させていただきます。
素直でいることの大切さ 5つの理由
より良い人間関係を構築していく中で、素直でいることはとても大切です。
ただ、素直でいることは容易なことではありませんよね。
素直でいることにより、人に嫌われてしまうのでは?という不安が過ってしまうからでしょう。
素直でいることが大事な理由にはこれらが挙げられます。
① 良い人間関係の構築
素直な意見、感情を表現できると、あなたの意見に共感してくれる人ばかりが周りに集まってきます。
つまり「類は友を呼ぶ」ですよね。
そして周りに共感してくれる人がいると、勇気が湧いてきますよね。
勇気が出てくることにより、さらに自分の感情に正直なれ、どんどん素直な自分でいられるようになります。
最初は、ありのままの自分を出すことに躊躇してしまうかもしれませんが、頑張って出したら出した分、大事な仲間と勇気を得ることができます。
② 成長できる
素直になれない人は、なかなか周りの意見を受け入れない傾向があります。
素直な人は、周りのアドバイスを素直に受け入れ成長できます。素直な人は聞き上手とも言われているぐらいです。
プライドが邪魔をし、なかなか周りの話を受け入れられない方も多いでしょうが、それだと人生を無駄にしてしまいます。
周りのアドバイスを全て鵜呑みにし、実行しなくてはいけないわけではありません。
実行する・しないは別として、先ずはアドバイスを聞き入れるという姿勢が成長に繋がります。
「素直」と「従順」は違う事を理解しておきましょう。
③ 失敗をしない
分からないことを恥ずかしいと思い、質問できない大人も多くいますが、素直な人は、分からないことがあるとすぐに質問できます。その為、失敗は少ないです。
④ 感謝の言葉を言える
感謝の言葉って、なかなか言えないんですよね。
心の中では感謝の気持ちがありつつも、言葉にすることができない方が多いでしょう。
素直な人は、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることができます。
感謝の気持ちを伝えられないと、大事な人間関係も破綻してしまいます。
「ありがとう」という感謝の気持ち1つで、あなたの周りの環境は一変します。
⑤ やりたいことができる
自分がやってみたいこと、こうしてみたいという気持ちに素直になれると、どんな挑戦でも行動に移せます。
素直な人は、人のアドバイスもきちんと聞き入れる技術を身につけているので、やってみたい事を、人のアドバイスをもらいながら実行に移せます。
自分がやりたい事を素直に選択して生きると、充実感に溢れる人生を送ることができます。
なぜ、素直になれないのか? 2つの理由
素直に生きることがとても大切なことだと分かっているのに、なぜ素直になれないのでしょうか?
① 過去の経験の影響
子供の頃は、自由気ままに素直に生活できていたのにも関わらず、大人になると素直でいられなくなる原因の1つが「経験」でしょう。
大人になるまでに、様々な経験をしてきたからこそ、素直でいられなくなります。
その経験を元に「人に気を使わなくてはいけない」「人に迷惑をかけてはいけない」「立派な人間として振る舞わなくていけない」という考えを過度に持ってしまうのです。
人に怒られたり、見放された経験が心に残り、「素直になることはダメなんだ。」と考えてしまうのでしょう。
②傷つくのが怖い
若い頃に、自分の感情を出して怒られた事を深く記憶しており、大人になってからもそれがトラウマとして残っている事が多いです。それが素直に生きられない大きな要因になっています。
つまり、心の防衛本能が過度に働いてしまっているのです。
本当は素直になりたいけれども、素直になるとまた傷ついてしまうかもしれない、それならば我慢しよう、という、自分に嘘をついた生き方になってしまいます。
素直になる6つの方法
それでは、素直になるためにはどのような行動に移したら良いのでしょうか?
① 思いっきり笑う
素直になれない人は、感情が硬直してしまっています。
先ずはこの硬直してしまった感情を解すために、思いっきり笑ってください。
好きな映画、お笑い番組、漫画などを面白いものを見て、思いっきり笑ってください。思いっきり笑うことによって、素直な感情を出す訓練をしてみましょう。
これを何度も訓練することにより、他の感情も素直に反応できるようになります。
② 自分を見つめ直す
何で素直になれないのか、見つめ直してみましょう。
自分の本当の気持ちとは真逆の行動を取ってしまった時などを振り返って、何でそんな行動に出てしまったんだろう?と考え直してみてください。
過度な自己防衛をしてしまっていたり、自分を良く見せようとしていた、などの発見があります。
先ずは、1つ1つの行動を意味を振り返って理解することが、素直になれる1歩でもあります。
③ 何でも話せる友達・恋人を探す
友達の前でも素直な感情を押し殺していませんか?
むしろ、友達だからこそ気を使って、素直な意見を言えずじまいなこともあるでしょう。
それでは、友情関係は成り立ちません。
自分が素直に思っていること、考えている事を信頼できる友達や恋人に話す練習をしてください。友達に意見を求められた際も、イエスマンではなく「ノー」と言えるようになれたらグッドです。
もし、周囲に何でも話せる人がいない、という方は、新たに何でも話せる人を探してみてください。
素直に話せた経験の積み重ねが、素直な人生を歩める一歩にもなります。
④ 感謝の気持ちを伝える
感謝の気持ちを伝える練習をしてください。
どこか照れがあって「ありがとう」が言えない人も、勇気を出して周囲に「ありがとう」を表現してください。
「ありがとう」と言葉にするだけで、硬直している感情が一気に解れ、次回以降は何の躊躇もなく感謝の気持ちを伝えられるようになります。
「ありがとう」の言葉を言うと、とっても気持ちも良いので、些細なことでも良いので言葉にしてみましょう。
⑤ 周囲の意見を聞き入れる
周囲の意見を素直に聞き入れることにより、人間関係が構築されます。
素直に意見を聞くことにより、あなたの考えが変わったり、広がったりすることがあります。
ただ、「素直」と「従順」は異なります。人が言ってる事を何でも受け入れ実行するのはよくないです。あくまでも、自分の意見をしっかり持ち、その意見を相手に伝えた上で、相手の意見を聞きましょう。
⑥ 自分の気持ちに正直に
大人になってから素直に生きてこなかった場合、自分の気持ちに鈍感になってしまっています。
自分がどんな気持ちでどんな考えを持っているのかも、自分自身分からない状態になっている方も多いでしょう。
自分が一番最初に感じた「ファーストインプレッション」を敏感に感じる事を身につけましょう。それは、体の感覚でも構いません。人に何か言われた時に「何か嫌な感じを体で感じた。」「何か嫌な気分になった」と思ったら、それを見逃さず、その感覚をきちんと把握してください。
それがあなたの素直な気持ちです。
素直になれると、人を信頼できる
素直になれると、人を信頼できるようになります。
逆に素直になれない人は、人を信頼していないという証拠です。
信頼していないからこそ、相手に心を開かないのでしょう。
素直な人は、自分の気持ち・意見をしっかりと相手に伝えるので、心を開いているということになります。心を開くことにより、相手も心を開いてくれ、より良い絆が生まれます。
婚活においても、素直でいることにより、相手も素直に接してくれるようになるので、より良いパートナーを見極めることができるようになります。
素直になれずに無理した自分を出してしまっていたら、お相手は本来のあなたを見えず、ありのままのあなたを受け入れてもらえなくなってしまいますよ。
出会った当初から、「素直なあなた」を全開に出して、ありのままのあなたを好きになってもらいましょう。それが後々、幸せで円満な結婚生活に繋がります。