先日、33歳・契約社員B子さんからこんな相談を受けました。
「結婚する上で、やはり相手の貯金額って気になるものですが、何回目のデートで貯金額を聞いても大丈夫ですか?私、専業主婦を希望しているので、相手の貯金額は重視したいのです。」
どうやら、B子さんが結婚相手に求める条件は、お相手の「貯金額」のようですね。
専業主婦を希望しているならば、尚更、お相手の貯金額が気になるのでしょう。
・いつ聞くべきか?
・貯金以外の条件に重視してはいけない
・貯金額よりも、その人の働き方、人間関係を重視
・高収入な男性ほど、自分の年収・貯金額を言わない
・専業主婦になれるライン
・「お金がなくなったら働いてくれる?」の真意
いつ聞くべきか?
付き合ってすぐ聞いてみても良いのではないのでしょうか?
B子さんのお話だと、貯金額が少ない男性との選択肢はないようなので、貴重な婚活の時間を無駄にしないためにも、真っ先に貯金額を聞いて、結婚相手にふさわしいかどうか見極めたら良いと思います。
貯金額以外の条件には重視してはいけない
ただし、貯金額以外の条件までも重視してしまってはいけません。
「貯金額」という条件がクリアしても、次にはお相手の職業、親の介護など、そのほかにも沢山、気になる部分が出てくるかもしれません。
そうなってしまうと、ただのB子さんのワガママ。
結婚相手に一番に求める条件が「貯金額」ならば、それ以外の部分で口出ししてしまってはダメです。
「貯金額」さえクリアしていれば、問題ない!と言うならば、良いのですが、人は欲深いので、果たしてその条件のみで満足いくかは何とも言えないところです。
貯金額よりも、その人の働き方、人間関係を重視
現在、たんまり貯金があるにしても、結婚して、子供が生まれたり、家を買ったりしたら、その貯金額はどんどん減っていきます。
なので、今ある貯金額を気にするよりも、お相手の男性の働き方、人間関係をきちんとみることの方が賢明でしょう。
貯金があっても、仕事をしない、仕事が雑、人間関係が疎かな男性は山のようにいます。
反面、貯金が少なくても、仕事の真面目で、人間関係も大事にしている男性もいます。
結婚相手として将来を見据えた時、どちらのパターンの男性の方が、安心でしょうか?
もちろん後者ですよね。
仕事に真面目な人は、たとえいま結果が出ていなくても、将来には期待できます。
一生懸命働いている姿を見て、あなたも「頑張って応援しよう。」「この人のために、美味しいご飯を毎日作ろう!」と思えるはずです。
人間関係を大事にしている人は、横のつながりもあり、仕事も円滑に進められる人です。また、周囲を大事にできる人は、あなたのことも生涯大切にしてくれる男性に間違いありません。
今の彼の貯金額を気にするのではなく、彼自身と彼を取り巻く環境を見て、判断することが賢明と言えるでしょう。
高収入な男性ほど、自分の年収・貯金額を言わない
先ほど、B子さんの相談に対し、「付き合ってすぐ貯金額を聞いたらいい。」とお答えしましたが、高収入な男性ほど、自分の年収・貯金額を言わない傾向にあります。
特に婚活の場にいらっしゃる男性がそうでしょう。
年収目当てで近寄ってくる女性を避けたい。もしくは、お金目当てで近寄ってきた女性で苦い経験がある、など、「お金」で自分を判断されることを、非常に嫌がります。
そりゃそうですよね。
よくグラビアイドルが「男性は私の胸ばかり見て、私自身をちゃんと見てくれない!」と嘆くのと同じです。
婚活の場にいらっしゃる男性は、とても真面目な男性が多く、真面目に幸せな結婚を望んでいます。生涯一緒に暮らす良きパートナーを見極める為に、女性の「お金」に対する発言にはとてもシビアと言っても良いでしょう。
専業主婦になれるライン
B子さんは、専業主婦を希望されていました。
共働きが当たり前となってきてた昨今、専業主婦を希望されるのはとても珍しいでしょう。
ただ、仕事にやりがいを感じ、社会的立ち位置も確立している女性がいる中、それでもやはり、B子さんのように専業主婦を希望する女性がいます。
では、果たして、男性の年収がどれぐらいあれば専業主婦になれるのか?
およそ「年収700万円前後」です。
年収700万前後の男性と結婚すれば、女性は専業主婦になれます。
ただし、これほどの年収の男性は殆どいません。婚活市場にいないのではなく、全体的にとても少ないので、競争率はとても高いでしょう。
また、年収700万前後の男性は、会社員の場合、管理職に勤めているので、家のことを手伝うことができないぐらいとても忙しい毎日を送っているでしょう。
つまり、高収入の男性は、仕事中心の生活を完璧にサポートしてくれる女性を求めるのです。
毎日帰りが遅い旦那に嫌気がさしてしまい、気分転換にパートを始めるなんてことは許されません。何故ならば、共働きすることにより、旦那さんの仕事の妨げになるからです。
掃除・洗濯・家事を完璧にこなし、気持ちよく仕事終わりの旦那さんを迎え入れられる女性が求められます。
因みに言うまでもなく、自分も外で働きたい!という女性は、この年収ゾーンの男性とはライフスタイルが合わないでしょう。
さらに詳しい婚活男性の年収についてはこちらの記事をチェックしてみてください。
「婚活男性の年収から結婚生活をシミュレーション」
「お金がなくなったら働いてくれる?」の真意
「結婚したら、絶対働いてよ!」なんて無理強いしてくる男性は滅多にいませんが、「お金がなくなったら働いてくれる?」と聞いてくる男性はいます。
この発言を聞いた時に、「ゲッ。働かなくちゃいけないの?」と難色を示す女性もいますが、決して男性側は「働いてほしい」と心の奥底から思っているわけではないのです。
「私も一緒に頑張るから安心して!」と言ってくれる女性を求めているだけなのです。
つまり、男性は金銭面のサポートを求めているわけではなく、「心のサポート」を女性に求めているのです。
状況が良い時はいいけれども、悪くなってしまった時に支えてくれない女性なんて、結婚相手としては見れないのは当たり前。
結婚相手は運命共同体と言っても過言ではありません。辛い時にでも、一緒になって頑張ってくれサポートしてくれるマインドを持っている女性を男性は探しているのです。
なので、「お金がなくなったら働いてくれる?」と聞かれた時は、嫌な顔をせずに、笑顔で「大丈夫!その時は私も一緒に頑張るから!」と答えてあげましょう。
そうすれば、男性は「この女性のために、もっと仕事を頑張りたい!」と思ってくれます。
まとめ
という事で、B子さんのお悩みに答えるとしたら、「そんなに貯金額が気になるならば、すぐに聞こう!ただ、他の条件はださないこと!」です。
また、婚活男性が求めているのは、女性の心のサポートです。
大変な時だけでなく、良い状況の時も、女性側が男性に寄り添い、サポートする姿勢を見せていれば、きっと男性はそんな女性を手放さないはずです。