近年、婚活市場ではバツイチ子持ちの方の参加が急増しました。
ただ、未だに「バツイチで子供もいるのですが、婚活パーティーに参加しても良いのでしょうか?」という問い合わせを沢山いただきます。みかん企画が主催する婚活パーティーは、バツイチ子持ちの方のご参加もウェルカムですし、多くのバツイチの方にご参加いただいています。
今回は、バツイチ子持ちの方の再婚について深く掘り下げていきたいと思います。
・そもそもバツイチ子持ちでも恋愛していいの?
・離婚の原因
・バツイチ子持ち再婚は幸せになれるの?
・養育費問題
・バツイチ子持ちの方と結婚することによって起こりうること
・婚活では「子供の父親・母親」を探してはならぬ
・バツイチ子持ちの出会い
以上のテーマでお話させていただきます。
そもそもバツイチ子持ちでも恋愛していいの?
「再婚」以前に、そもそも恋愛していいのか?という悩みで立ち止まってしまっている人も多いのではないでしょうか。
独身の時とは異なり、子供がいるので自由な時間・お金も限られています。そういった意味では、恋愛に躊躇していまう方も多くいるかもしれません。
ただ、大事な事は、「恋をしたい」という気持ちです。もし「恋をしたい」という気持ちがあるならば、積極的に相手を探す事は、全く悪いことではありません。最近では、熟年恋愛も増えていますので、恋愛に億劫になる事はありません。
離婚の原因
バツイチの方でこの様な原因で離婚された方は、なるべく避けたほうが良いでしょう。
・浮気
・借金
・DV
これらはまた繰り返す可能性が非常に高いです。
バツイチ子持ち再婚は幸せになれるの?
独身は「結婚して幸せになれるの?」という疑問を抱えている人が多いですが、同じくバツイチ子持ちの人も「再婚して幸せになれるの?」という不安を抱えているでしょう。
ただ、中には、バツイチ子持ちだからこそ幸せな再婚ができた!といった方がも多くいるのは事実。
特にこの様な特徴を持つバツイチ子持ちの人は、幸せな再婚ができていますよ。
① 離婚をネガティブに捉えない
バツイチ子持ちであることを、ネガティブに捉えてしまうと、相手に与える印象を良いものではありません。
離婚を元夫・妻のせいにするのではなく、自ら至らなかった点をきちんと受け止め、離婚を人生の「貴重な経験」であると認めることができれば、再婚は上手くいきます。
離婚の理由を聞かれた際も、相手の悪いことばかり話してしまうのはNGです。
それはあなたの印象まで下げてしまいがちです。
② 前向きな考え
基本的に人間は、前向きな思考を持っていると物事がうまくいく傾向があります。
婚活においても同じです。
前向きな考えを持っている人は、すんなりと結婚相手が見つかり、あっという間に婚活が終わります。
やはり前向きな考えを持っている人を見ていると「この人とならば幸せな楽しい家庭が築けそうだな。」と想像できるのが大きな要因でしょう。
「離婚」をネガティブに捉えてしまいがちなバツイチ子持ちの人も、前向きな考えを持っていれば、相手にも幸せな結婚を意識してもらえます。
大変な経験をしてきたのに、それでも明るく前向きに生活されている人は、魅力しか感じませんよね。
離婚は経験値です。この経験値をポジティブ要素として捉える事が非常に大事です。
③ 考えに余裕がある
恋愛は些細な事が、いつも以上に気になってしまいます。
LINEを送ったのに返事が来ない、次のデートの約束がなかなか決まらない、など精神が不安定になってしまうぐらい、気になってしまいますよね。そんな時は、大体相手の気持ちを考えずに、自分の主張を通す事が多いのではないでしょうか?
ただ、バツイチ子持ちの人は離婚や子育ての経験があるため、ちょっとやそっとで感情が不安定にはなりません。人の気持ちに対する考えに余裕があるため、余裕のある付き合いができるのです。
相手の気持ちを理解し、寄り添う事ができるため、再婚のチャンスもとても高いのです。
④ バツイチ子持ちならではの魅力
経験値を積んだバツイチ子持ちの人は魅力的に映ります。器の大きさ、子育てで得た母性、父性は、独身の方が頑張って身につけようと思っても取得できない魅力です。
「一緒にいて落ち着く」「頼れる存在」といった、独身者にはない魅力をアピールする事が、自然と再婚に繋がるのです。
ありのままのお父さん、お母さんである姿を隠さずにアピールする事が、再婚への近道です。
⑤ 真剣交際しかしない
独身とは異なり、バツイチ子持ちの人が交際を始める際は、子供のこともしっかり考えなくてはいけません。むしろ、子供のことを一番に考えるでしょう。
そのため、ただ楽しめればいいや!といった軽い安直な付き合い方はしません。
独身に比べて、交際を真剣に受け止めている事が事実です。
極たまに、子持ちであることを隠す方もいますが、本気で向き合ってくれているバツイチ子持ちの人は出会った当初から離婚歴や子供がいることを打ち明けてくれます。
⑥ 決めつけた考えを持っていない
いざ交際が始まったとしても、再婚となるとやはり引っかかるポイントは「子供」でしょう。
結婚となると、お相手は自分の子供の親になるわけです。そこで、自分が理想とする「親像」を相手に押し付けてしまうのは良くないです。
再婚を成功させた方々は、相手に対して決まった「親像」は押し付けず、徐々に親になってもらえれば良いという相手に対する配慮をきちんとしています。
ただでさえ、自分が子供にとって良い親であり続けることは難しいこと。
それをしっかりと理解し、相手に伝えてあげることによって相手はだいぶ楽になるでしょう。
この様な配慮ができる人は、再婚の可能性がぐんと高くなります。
養育費問題
バツイチ子持ちの再婚で、切っては切れない問題が「養育費問題」です。
月何万円の養育費を支払えば、家計的には少なからず影響はあります。
再婚後に、お相手との間に子供ができた場合、養育費はさらに大きな影響を与えるでしょう。
ただし、近年では養育費を支払っていない男性も多いのは事実です。そんな中、養育費をきちんと支払う男性であれば、新しい家庭で子供ができてもしっかりと責任を持ってくれるでしょう。
逆に、養育費を支払っていないバツイチ子持ちの男性は、「責任感が薄い」と思われてしまうのは仕方のないことです。
離婚に至るまでには色々な理由があるので、一概には言えませんが、離婚の理由、そして養育費の有無はきちんと交際前、もしくは交際中に打ち明けましょう。
バツイチ子持ちの方と再婚することによって起こりうること
バツイチ子持ちの方と再婚することによって思わぬことが起きることもあります。
・親権は前夫・妻だったのにも関わらず、子供を頻繁に預けて来る様になる
・前夫・妻が急死して子供を引き取ることになった
この様なことも起きる可能性があることは必ず頭中に入れておきましょう。
もしもの場合、子供が成人するまで一人で育てていけるかをきちんと考えておくことが賢明です。
婚活では「子供の父親・母親」を探してはならぬ
再婚になかなか至らない、シングルファザー・マザーは、婚活において相手に求める第一条件に「子供を大事にしてくれる人」を入れています。
それではダメです。
しっかりとお相手を見てあげなくてはいけません。
ただただ、子供を養ってもらう、もしくは育ててもらうためだけの安定を求めている様だと、なかなか再婚相手は見つかりません。これはただの自己都合です。
どうしても子供を一番に考えてくれる人を求める様ならば、相手に求める他の条件は全て諦めるべきです。
ただ、なかなかそうは行かず、「ちゃんとお相手のことを好きになれるかな?」といった不安もよぎってくるんですよね。
この状態だと、何年もパートナーは見つかりません。
まずは、お相手自身をしっかりと見ましょう。子供の親としてではなく、一人の人間として見てあげましょう。
そして、交際が始まりお互い結婚したいなと思い始めると、お相手は自然と子供も大事にしたいなと思えてきます。
子供を大事にして欲しい、と付き合い当初から押し付けるのは良くありません。
お相手としっかり向き合う、そしてその後に子供をどの様に一緒に大切にしていくか考える、という順番が正しいです。
バツイチ子持ちの出会い
最近では、バツイチ子持ち同士の婚活パーティーも開催されています。
その様なところに積極的に出かけてみるのはアリですし、もちろん一般の婚活パーティーにもどんどん参加してください。
ただ、父親・母親探しではなく「パートナー探し」であることを必ず頭に入れて参加してください。
もしくは、「お友達探し」という心構えで参加してみるのもありでしょう。
最初から「結婚相手」「恋人」探しとなると、きっとなかなか重い腰も上がらないかと思うので、「友達探し」という程で気軽に参加してみてください。
万が一、その場で仲良くなれた方がいても「友達を探しにきただけ。でも実はバツイチで子供もいるんだ」といった話の持って行き方であれば、極々自然で相手も何も嫌な気分にはなりません。何よりもご自身が気負いなくお相手探しをできるでしょう。
まとめ
バツイチの方は、一度結婚ができているという実績があります。
つまり、それだけの魅力があったということです。
離婚をネガティブに捉えるのではなく、「離婚=実績・経験」と捉え、前向きに婚活に取り組んでください。
実際にみかん企画の主催する婚活パーティーでは、数多くのバツイチ子持ちの方が新しいパートナーを見つけ再婚されていますよ!