From:婚活心理カウンセラー 吉本みかん
結婚をするとき、決め手となるのは一体なに?婚活をしていると、だんだん誰を選んでいいのか分からなくなってきますよね。そんなとき、相手のどんなところを見ればいいのか、知りたいところです。結婚を決めた人たちは、相手のどこに惹かれて結婚したのでしょうか?
・結婚に相手のどこをチェックすればいい?
・結婚したくなるタイミング
・結婚に踏み出せない理由
・結婚の決め台詞
婚活心理カウンセラー吉本みかんが普段の婚活相談の経験からお答えします。
結婚相手のどこをチェックすればいい?
【女性編】
いったい女性は相手の男性のどこをチェックしているのか?あなたが男性なら当然、気になるところ。あなたが女性なら、既婚女性が何を基準に相手を選んでいるのか参考になるはずです。
①自分のことを大事にしてくれた
男性の都合ではなく、女性のことを大事にしてくれるかどうか、というのが一番の決め手になります。条件ばかりに目がいってしまう人にとっては意外かもしれませんが、自分のことを大事にしてくれるというのも相手の条件の一部です。他の条件はいいんだけど、もうちょっと私に興味を持ってくれたら、ということもあるでしょう。ですが、自分を大事にしてくれる、ということも含めて条件だと考えれば、大事にしてくれる男性はかなり条件が良いということになりますね。
②考え方や生き方が尊敬できる
僕も普段、婚活相談を受けていて、女性にとってこのポイントは大きいように感じています。どれだけ良い人だったとしても、可もなく不可もなく、という男性には魅力を感じにくいようです。
逆に、バランスが取れていないような男性でも、考えがしっかりしていたり、一生懸命仕事をしている男性は魅力的に映ります。結婚して何かあっても、何とか乗り越えていけるだろう、と思えるのでしょう。この決め手で相手を選ぶときは、少しくらいのバランスの悪さは許容できる余裕が欲しいところです。というのも、自分の考えがしっかりしているということは、周りに合わせない、ということも含まれているからです。個性的とも言えますね。
③安心してケンカができる
ずっと仲が良い、というのは理想ですけど、それもまた現実的ではありません。ケンカをしないくらい仲が良いことよりも、ケンカをしても関係が壊れない、という安心感があるほうが重要です。
なぜなら、本音で話し合えるからこそ、ケンカもするわけです。そうしないとお互いにストレスを抱えたまま、どこかで爆発することもあるでしょう。そうならないためには、お互い言いたいことを言っても関係が壊れないという安心感が大事になってきます。
その他の結婚相手の決め手としては、男性の性格、収入、見た目などが続きます。女性は結婚に対して、女性ならではの考えがあります。それは、外見的な条件よりも、内面的なことの比重が大きいことです。意外だったのが、収入がベスト3に入らなかったことです。男性の収入も気にはなるけど、最重要ではない、というところでしょうか。
【男性編】
一体男性は、女性のどこを見て結婚を決断するのでしょうか?女性からすると、交際期間が長くなってきて、なかなか彼がプロポーズしてくれない、なんて悩みもあると思います。あなたが男性なら、他の男性が結婚したくなったタイミングはどこなのか、気になるところです。
①見た目が好み
やっぱりと言うか、まあそんなもんですね。僕も男性なので、ごめんね、って感じです。男性は、女性ほど深く考えていませんよね。意外性もなく、そのまんまの理由ですけど、ある意味正直というか、分かりやすいというか。キレイごとを抜きにして、女性が美容に命を懸けるのは、自然な流れなのでしょう。男性のこの判断基準が本音なので、女性も本能でそれを分かっているということですね。
②自分のことを優先してくれる
女性の自分のことを大事にしてくれる、とは少しニュアンスが違います。男性の場合、自分の都合を優先してくれる、といういことですね。つまり、男性を立ててくれる女性、という意味です。これも男性の本能ですね。男性は競争の生き物ですから、自分を軽く扱う女性を好きにはなりません。最近は、草食系という言葉も定着してきましたけど、それでも男性のプライドを上手に守って上げられる女性が好かれます。とは言っても、一歩下がって、という意味ではなくても大丈夫です。上手く転がしたり、気持ちよく尻に敷いてあげればいいんですね。
③考え方がしっかりしている
考え方がしっかりしていたり、尊敬できるところがあったり。男性も意外と女性の内面を見ているんですね(笑)これは結婚後に、男性が何もかも責任を背負わないといけない、というプレッシャーから来ています。そんなとき、女性も一緒に家庭を守ってくれるなら、安心なんですよね。逆に言うと、依存されると、そんなに背負いきれないよ、ということです。他の決め手としては、料理が上手い、趣味を許してくれる、ケンカをしても安心などが続きます。男女ともに結婚の決め手となるもので、親が良い人だった、というのもあります。男女問わず、ここに目をつけているとしたら、かなりの見極め上手ですね。確かに、親が良い人だと、安心できますよね。
結婚に踏み出せない理由
結婚の決め手とは逆で、結婚に踏み出せない理由もあります。
・収入
・親との関係
・セックスの相性
これは解説するのもアレですけど、正直、仕方ないというところでしょうか。どれも2人の努力で、解決できなくはないかもしれませんが、その解決する労力を掛けるほど、相手が好きか?というのもあるのでしょう。ですけど、もしあなたがどうしてもこの人じゃないとダメ、というのがあったとしたら、上記のような理由でも解決することはできます。こういった障害があると、お互いにどこまでの熱意があるのか?ということが試されることになります。
結婚したくなるタイミング
結婚相手に決め手があっても、なかなか結婚のタイミングが合わない、ということもあります。結婚するなら、この人!と決めている。でも、今すぐ結婚する理由はない。
結婚する人はどんなタイミングで結婚したくなったのでしょうか?
①友だちが結婚したとき
こういう理由で婚活を始める人も多いです。仲の良い友だちが結婚して、取り残された気持ちになった。もしくは、もっと現実的な話で、遊ぶ友だちがいなくなった。じゃあ、自分も結婚するか、というわけですね。実際、周りが結婚すると、家族同士の付き合いになってきます。独身者とはどうしても会話が噛み合わなかったり、生活のリズムが合わなかったりします。仲が良ければ、そんなの関係ない、というわけでもないんですよね。そうすると、また友だちのままでいたいとしたら、結婚して家族ぐるみの付き合い、というのが自然です。単純に焦る、というのもあるのかもしれません。
②子ども連れの家族を見たとき
自分の年齢もあるでしょう。それを意識する瞬間ですね。ショッピングモールとかに買い物に出かけると、子ども連れの家族とよく遭遇します。今まで結婚に具体的なイメージが湧いていなかった人も、目の前の家族を見て自分に置き換えてイメージすることができます。人はイメージできないことにはモチベーションが湧きません。ですので、そういう場面に遭遇するのが1つのきっかけになるのでしょう。
③一人の寂しさを感じたとき
一人暮らしで、ご飯を一人で食べているときなんか特に寂しいですよね。体調を崩したときも一人は寂しいです。使い古された手口で、相手が弱ったときに看病して、というのがありますよね。ですので、実家暮らしよりも一人暮らしの方が結婚は早いです。実家だと、ケンカしながらでも家に親がいますから、寂しくはないんですよね。あなたも自分のことも含め、結婚を本気でするなら、一人暮らしをしてみるのも一つの手です。
結婚の決め台詞
ここまで真面目な話が多かったので、ちょっと砕けた話題にしたいと思います。決め台詞を言う前に、結婚の意思は決まっていることがほとんどですけど、それはご愛嬌で。
【女性からの決め台詞】
・ずっと一緒にいたい
・私はあなたの味方よ
・あなたについて行きます
【男性からの決め台詞】
・俺が一生面倒を見る
・君しかいない
・君の子どもが欲しい
男女ともに、わりとストレートですね。まあ、プロポーズの儀式みたいなものなので、気分を盛り上げるシチュエーションだと思えば、後から恥ずかしくて言えないようなセリフもありかもしれませんね。
どうでもいいですけど、僕が奥さんにプロポーズした時のセリフは、
「結婚したい」
でした。
奥さんの答えは、
「嬉しい」
でした。何の参考にもならないかもしれませんが、一応書いておきます。
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