さて、ここで問題です。
気になる異性がいます。その人と親密になるには、どちらの方が親密になれる可能性が高いでしょうか?
A. 8時間のデートをする
B. 週に2回、30分だけ会う
答えは、「B. 週に2回、30分だけ会う」です。これはザイオンス効果というテクニックです。
今回は、恋愛におけるザイオンス効果について深く掘り下げていきます。
・ザイオンス効果ってなに?
・ザイオンス効果を使った恋愛メソッド
・ザイオンス効果を使った恋愛LINEメソッド
・ザイオンス効果が使えるのは10回まで!
・相手の反応を見ること
・ザイオンス効果が逆効果になるとき
ザイオンス効果ってなに?
ザイオンス効果は、「単純接触効果」とも言われています。一体何それ?って感じですよね。
ザイオンス効果とは、会う回数が増えれば増えるほど、親密さが増すという現象のことを指します。
身近な例えで言うと、近所のコンビニに通うと顔見知りの店員さんができます。最初は、特に挨拶もしなかったけれども、会う回数が増えると、「こんばんは」と挨拶をするようになり、さらに会う回数が増えると「今日はあいにくの天気ですね。」と、雑談をするようになります。
もう1つ分かりやすいのが、テレビタレントでしょう。
初めてテレビで見たときは「この人、苦手だな。」と思うものの、テレビで見かける回数が増えれば増えるほど、「この人面白いかも。そんなに悪くないな。」と気持ちが変化していくこと、ありますよね?
つまり、会えば会うほど、接触する機会が増えれば増えるほど、お互いの距離感が縮まり、親密さを感じ、好意を抱きやすくなるのです。
ザイオンス効果を使った恋愛メソッド
では、恋愛面でザイオンス効果を有効的に使うにはどのような方法があるのでしょうか?
① 長いデートよりも、短いデートを何回も
気になる人とのデート。つい予定を詰め込んでしまい、気づいたら昼から夜まで一緒に過ごしてしまうことなんてあるでしょう。
ただ、これは関係を深めるにはあまりオススメできないデート法です。
一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、仲良くなれるんじゃないの?と疑問に思う方もいるでしょう。
確かに、一緒に過ごす時間が長い方が、お互いのことを知り、距離感が縮まります。ただ、1回で長時間一緒にいると逆効果です。
短い時間でも構いません。1時間のデートを、週に2回する方が、二人の親密度は上がるのです。仕事後の30分だけのお茶でも良いです。
大事なことは、短い時間で良いので、会う回数を増やすことです。そうすることにより、相手に対する違和感はなくなり、好意を抱きやすくなるのです。
② 会う時間が短い方が、次に繋がる
実際に会う時間が短い方が、次のデートに繋がりやすいのです。
長い時間のデートをすると、お腹いっぱいに感じてしまい、「次のデートはまた時間を置いてからでいいや」と思ってしまうのが人間の心理。
それよりも、ちょっと物足りないぐらいの短い時間のデートの方が、「次は○○に行こう」と、次のデートにお互いストレスなく臨めるのです。
「もう少し話したかったのにな。」と思わせるぐらいの短時間で毎回サクッと切り上げ、次のデートの約束をすると言う繰り返しの行為で、二人の関係は徐々に近づいていきます。
③ ザイオンス効果でマメな行動を取れる
ザイオンス効果を使うことにより、無意識にマメな行動に出ることができます。
一回一回のデートが短いため、「次はどこに行こう?」「次に会う日程を連絡しなくちゃ」と無意識にマメな行動に出るようになるのです。
マメな連絡が苦手な男性などは、敢えてザイオンス効果を使うことにより、自発的にマメに連絡するようになり、女性から好かれるメリットも期待できます。
ザイオンス効果を使った恋愛LINEメソッド
ザイオンス効果は、実際に会わなくても活用できます。LINEなどでも、恋愛テクニックとして効果を発揮させます。
① 小まめにLINE
会う回数が増えれば増えるほど、二人の親密度が増すのと同じで、LINEのやり取りも回数が増えれば増えるほど、距離が縮まります。
② 長文のメッセージはNG
1回のデートで長時間会うのがNGのと同じで、LINEメッセージも、1文〜3文と短めの文章を送ることを意識しましょう。
短い文章であれば、相手に負担をかけることもなく、返事もしやすいでしょう。
あまりにも長文なメッセージだと、「なんか重い」「返事するのがだるいな。」と相手は感じてしまいます。
好きな人に自分のことを知ってもらいたいという気持ちの表れで、つい長文LINEを送ってしまいがちですが、そこはぐっと堪えて、小出しにLINEするようにしましょう。
③ 長時間やり取りをしない
1文〜3文ほどの短いLINEメッセージだと、予想以上に会話はポンポン弾むはずです。好きな人との会話は楽しくて、つい長時間やり取りを続けてしまいますが、ここもぐっと堪えましょう。
一度に長時間会ってしまうのがNGなのと同様、短時間でサクッとやり取りを切り上げることがキーです。
3〜4回のやり取りをしたら、「ちょっと仕事に戻るね。」「そろそろ寝る準備するね。また連絡するね」と、自ら身を引くようにしましょう。
相手が「え?もう少し話したかったな」と物足りなさを感じるぐらいのタイミングで切り上げることが、必勝の鍵です。
④ 毎日決まった時間にLINEする
LINEは、毎日決まった時間に送りましょう。
一番のオススメは、仕事から帰宅する時間〜就寝時間の間でしょう。つまり、21時〜23時の間が狙い目です。この時間帯が、1番リラックスしている時間帯なので、あなたからのLINEもきちんと読んでくれ、返信してくれるでしょう。
そして、大事なことは、ザイオンス効果を利用して毎日同じ時間単にLINEすることです。
「この時間になると必ず連絡がくる。」と相手に親しみを覚えてもらうことが大事です。毎日送ることにより、「今日はどんな連絡が来るのかな?」と相手もあなたからのLINEを習慣の1つとして捉えるようになり、親密度が増していくのです。
繰り返し、あなたの方から同じ時間帯にLINEを送ることにより、そのうち相手からもその時間帯に連絡が来るようになります。
ザイオンス効果が使えるのは10回まで!
細かい接触を増やすことにより、二人の関係が構築されていくザイオンス効果ですが、このテクニックを使える回数には限度があります。
いつまでも、短い接触を繰り返しているだけでは、関係は進みません。
目安として、ザイオンス効果を10回ほど試みて、相手からの好意を感じることができないならば、諦めてみた方が良いでしょう。
逆に、ザイオンス効果を10回試みて、好感触であるならば、勇気を出して気持ちを伝えてみましょう。
まだ、ザイオンス効果を4回しか試みてないけれども、感触がないと諦めてはダメです。残りの6回をきちんとフル活用しましょう。
相手の反応を見ること
短い接触を何度も繰り返せば、必ず好意を寄せてくれるわけではありません。
会うときは、きちんと相手の興味があるような話題をすること、また相手の反応もきちんと注意して見ましょう。
何よりも、会っている時に「居心地の良さ」を感じてもらうことが1番重要です。短い時間でも、居心地が悪ければ、もう次のデートはありません。
ザイオンス効果が逆効果になるとき
また、そもそもあなたに対して悪い印象を持っている人に対しては、ザイオンス効果は期待できません。
しつこいセールスマンが、何度も訪れると、そのセールスマンのことが大嫌いになってしまうのと同じで、元から悪い印象を持たれているときは、会う回数を増やしてもさらに印象が悪くなってしまうだけです。
大事なのは、あなたの第一印象です。
あなたの第一印象に対して、相手がネガティブな感情がなければ、ザイオンス効果は発揮できます。
第一印象は些細なことで左右します。
見た目はもちろん、清潔感、匂い、髪型、服装、靴、言葉遣いなど、事細かい部分をチェックされています、
ザイオンス効果を使う前に、自分がどう見られているか客観的に見てみることも必須です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
1回のデートで、結果を出そうとするのではなく、短いデートを10回重ね、信頼関係を構築していきましょう。
好きという気持ちがあるが故に、「デートには誘いづらい」「会いづらい」という思ってしまいがちですが、短時間でOKです。
積極的にどんどん会って、相手からの好感度を得ましょう!