婚活をしていると、周りから「理想が高すぎる。」「もっと妥協して歩み寄らないと。」なんてことを言われた事ありませんか?
生涯共に生活するパートナー探しと思うと、どうしても妥協できない点が人それぞれあるかと思います。
今回は、妥協すべきポイントと妥協しなくて良いポイントについて深く掘り下げて行きます。
・既婚者に聞いてみた!妥協して結婚してよかった?
・やはり容姿は妥協すべき?
・婚活で妥協しても良い点
・婚活で妥協してはいけない点
以上のテーマでお話させていただきます。
既婚者に聞いてみた!妥協して結婚してよかった?
妥協して結婚して良かった?という質問に対して、男性は6割以上、女性が8割以上が「妥協して結婚して良かった!」という回答をされています。
男女に差はありますが半数以上の方が、何かしらの妥協をしても幸せな結婚生活を送られているという事が分かります。
やはり容姿は妥協すべき?
「好きなタイプは、好きになった人!」(40代・女性)
何歳になっても、異性の容姿は重要視してしまいますが、容姿に関しては一番に妥協しても良い点と言っても過言ではありません。
出会ったばかりの頃は、タイプの異性にドキドキします。ただ、時間が経つにつれ見た目には慣れてきて「美人は3日で飽きる」状態に入ってくるわけです。
夫婦となり年齢を重ねると、お互いに老いていくもの。夫婦生活において、理想の容姿でなくとも共に過ごしていると、お互いの容姿が愛おしく思えてきます。
アニヴェルセル株式会社が夫婦を対象に行なった調査によると、結婚して妥協したポイントの1位は「容姿」だったようです。
出会った当初は、全くの好みではなく恋愛対象外だったけれども、相手を知れば知るほど人間性に惹かれ、容姿も自分好みに思えてきます。実際にそんな経験、ありませんか?
ただ、気をつけなくてはいけないのは、結婚後の容姿への気遣いです。
実際に離婚を望む女性の4割は「夫の容姿」が理由という結果も出ています。
結婚したからといって気を抜くのではなく、むしろ結婚前以上に気をつけたほうが良いのでしょう。
婚活で妥協しても良い点
それでは他に、どんな点を妥協しても良いでしょう?
① 過度な年収
「旦那さんの年収は、中の中レベルです。婚活中はハイステータスの男性ばかりを追いかけていましたが、いざお付き合いすると金遣いの荒さが気になってしまい・・・。金銭感覚が合わないなと思い諦めました。今の旦那さんとは金銭感覚も合い、来年ハワイ旅行に行くために、二人で頑張って貯金しています!」(30代・女性)
多くの女性は、年収を結婚条件の1つにしているかと思いますが、年収の多さで結婚相手の候補を絞ってしまうのは勿体無いです。婚活に時間がかかってしまっている女性ほど、妥協できないポイントに「年収」が入っているのではないでしょうか?
年収1000万以上の男性は、全体の数パーセントしかおりません。そんな年収1000万以上の男性は、どうしても若い女の子に取られてしまいます。
より多くの出会いを増やす意味でも、「年収400~450万円以上」という条件ぐらいでちょうど良いでしょう。それにプラス、共働きであなたの収入も足せば十分な生活が送れるはずです。
(ただし、女性側が専業主婦を希望される場合は「年収500万以上」でないと生活が厳しくなってしまいます。)
過度な年収よりも、お相手の仕事に対する姿勢の方が大事です。
仕事に対して熱心な方、向上心のある方でしたら、今は満足のいく年収がなくとも苦のある生活を送る事はないです。
あなたの為に、さらに仕事を頑張って、満足のいく夫婦生活を遅れるよう努力してくれるでしょう。
年収ばかりに気を取られ、相手の性格や仕事に対する姿勢を見逃してしまう事は避けましょう。
あまりにも低い年収は問題ありですが、ある程度の生活ができるレベルの収入でしたら、妥協することをオススメします。
② 学歴
「学歴が良いからといって性格も良いわけではないと思う。学歴はないけれども、学歴のある人に負けないようにと、仕事を頑張っている人の方がカッコイイ!!と思い、今の旦那さんと結婚しました(笑)毎日家族のためにお仕事を頑張ってくれる素敵な旦那です。」(30代・女性)
東大出身!なんて言われると、とても魅力的に映りますよね。
ただ、学歴は過去の経歴であり、今の人間性を表すものではありません。
重要なのは、ステータスではなく、今の人徳、人柄、仕事のスキルです。
過去の経歴を、結婚の条件に入れてしまうのは、婚活において時間の無駄になるだけです。
③ 年齢
「奥さんは、5歳上。でも年齢は気にした事が全くありません。姉さん女房だからこそ、生活しやすい事がわかりました。」(40代・男性)
年齢は全く気にしなくてOKです。結婚には何も響きません。年齢を結婚の条件に入れている方は、今設けている「OK年齢幅」をもう少し広げてみましょう。
例えば、お相手に希望している年齢に+5歳するだけでも、一気に結婚への可能性は膨らみます。
相手が何歳であろうが、共に時間を過ごして落ち着くか、ストレスを感じないかをチェックする事が賢明です。
年の差夫婦については、こちらの記事でさらない詳しくお話ししておりますのでぜひチェックしてみてください。
↓↓↓
「姉さん女房」は男性の憧れ!姉さん女房と結婚して良かったと思うとき」
④ 身長
「年をとると身長は縮まるし、もっと他に重要な事があるから気にしていない。」(30代・女性)
流石に婚活上級者には身長を気にする人はいないかと思いますが、ごく稀に身長を条件に入れている方がおります。
男性の場合、自分よりも身長が高い人は嫌だ。女性の場合、自分よりも背が小さい男性だとデートの時に周りの目が気になる、という声もたまに聞きますが、結婚相手として長く一緒に生活して行く上で、身長ほど後回しして良い条件はありません。
もっと大事な条件に目を向けることにしましょう。
婚活で妥協してはいけない点
だからといって、何でもかんでも妥協しなくてはいけないわけではありません。
絶対妥協してはいけないポイントもあるので、そこは必ず押さえときましょう。
① 居心地の良さ
「死ぬまで一緒にいる相手なので、気心がしれて楽な相手でないと無理!」(40代・女性)
とても大事です。
自分がありのままの姿を見せることのできる環境はとても居心地が良いです。
そんな自分らしくいられる相手と一緒になると、幸せな結婚生活が約束されます。
見た目はタイプだけれども、一緒にいると気が張ってしまう相手とは時間の問題。関係が長続きすることはありません。
ありのままの自分でいられるところ、ありのままの自分を受け入れてくれる相手か、きちんとチェックしましょう。
② 思いやり
「お互いが思いやる気持ちが持てないと、何も始まらない。思いやりのない夫婦は、必ず破綻してしまうと思います。」(50代・男性)
結婚相手は思いやりのある方でないとダメです。
思いやりがない相手は、あなたのことをあまり考えず、自分の考えや意思を突き通そうとし、窮屈な結婚生活が待ち受けています。
相手に思いやりを求めるだけでなく、あなたもお相手に思いやりを持てるかどうかも重要です。
思いやりを持てる相手同士ならば、結婚しても喧嘩は少なく穏やかな結婚生活を送る事ができます。
③ 価値観・金銭感覚
「金銭感覚がズレていると、喧嘩が耐えません!!!」(30代・女性)
夫婦は共に理想の人生図を描き、それに向かって手を取り合って歩む関係性です。
そんな二人の価値観が異なると、共通の人生図も描く事ができないでしょう。
最初は許せた意見のぶつかり合いも、徐々に回数を重ねるごとにストレスへとなり、離婚になってしまうケースもよくあります。
価値観の中でも特に重要なのは「金銭感覚」です。お金の使い方の違いなどで喧嘩になってしまうことは多々あります。生活の基盤は「お金」が故に、お金のトラブルは、とてもストレスフル。
年齢、年収、見た目なんかよりも最も大事なのは「価値観」でしょう。
いかがでしたでしょうか。
結婚は人生の中で最も大きなイベントだからこそ、妥協したくない部分もあるかと思います。
ただ、深く考えすぎるのではなく、自分はどんな相手と一緒になったら、ありのままの自分で生涯笑顔で暮らせるのだろう?という事を今一度考え直してみてくださいね。
そして、お相手のことも肩書きや条件で見るのではなく、一人の人間としてしっかり向き合って見ましょう。