婚活心理カウンセラー:吉本みかん
せっかくのデート、スマホでカップル写真をきれいに撮りたいですよね。
そんなお客さんのリクエストにお応えします。
プロカメラマンの酒井優さんに「スマホでカップル写真をキレイに撮るコツ」をお聞きしました。誰でも手持ちのスマホで簡単に出来て、ワンランク上のカップル写真を撮ることができます。実際に、プロのアドバイス通りに素人がスマホで撮影した体験レポートも参考にしてください。
今回使用のスマホ機種は「iPhone6S plus」です。
・スマホのカップル写真は逆光・順光を攻略すべし
・被写体は1/3に持ってくるとプロっぽい
・思い出を残す、人物+風景ショットの決め手
・自撮りでカップル写真をキレイに撮るコツ
・彼女の自然な表情や動きのある写真もスマホで簡単に撮れる
こんなテーマを攻略していきます。
スマホのカップル写真は順光・逆光を攻略すべし
やっぱり基本的なところをまず押さえることが大事です。
その中でも、一番写真の仕上がりに影響するのは、光。
この光の使い方を意識するだけで、スマホの撮影も仕上がりが変わってきます。まずは、この逆光、順光についておさらいです。
①逆光とは
スマホのカメラから見て、光が写したい被写体の後ろに太陽や光がある状態。写真を撮るときは、あまり避けがちな逆光ですが、でも実は、逆光の方が人物の顔がキレイに撮れるんです。
その理由は、顔に影ができないからです。背景も薄くなるので顔がキレイに映ります。
スマホの場合も、背景を映したいときは逆光はあまり良くないんですが、自分たちメインに背景も撮りたいときは、逆光がおススメ。
例えば、自撮りの場合、太陽が自分たちの後ろにある状態で、ピントを自分たちに合わせます。そうすると、それだけで顔がキレイに写ります。写したい場所によって、太陽の位置を意識するだけで写真の腕がグッと上がります。
②順光とは
スマホのカメラの後ろから、写したい被写体に向かって太陽や光が当たっている状態。
景色をキレイに撮りたいときには、この順光がおススメ。撮影のコツは、光に合わせた撮影ポイントを見つけることです。午前、午後など、光の当たり方が時間帯によっては変わってきますので、いつ写真を撮るのかでも撮影ポイントが違います。自分の後ろから、太陽や光が当たる位置で撮影するとキレイな景色が撮れます。
③スマホの明るさ調整 ワンポイントアドバイス
↑ 明るさ調整なしで逆光で撮影した場合
↑ 明るさ調整ありで逆光で撮影した場合
今のスマホでは、標準機能で明るさを合わせる機種がほとんどです。
これを上手く使うと、カップル写真をもっとキレイに撮ることができます。何もせずに普通にスマホで撮影すると、風景に明るさが合ってしまうことが多いんです。そのまま撮影してしまうと、人物が暗く写ってしまいます。
そこで、人物が明るくなるように調整します。こんな簡単なことでスマホでもキレイに人物撮影ができます。
被写体は1/3に持ってくるとプロっぽい
普通に景色を撮ると、景色を真ん中にもってきてしまうことが多いですよね。この様に。
もちろん、主役の景色を撮りたい気持ちも分かりますが、ここは少しオシャレに攻めてみましょう。とは言ってもやり方は簡単。
撮りたい景色や人物を全体の1/3の位置にもってくるだけ。それだけで、なんだかオシャレに撮れちゃいます。
そんなとき、スマホで使える機能が「グリッド」です。すると、カメラの画面に線が出てきます。全体を3分割してくれるので、その線に合わせて撮影するだけです。たったこれだけで、なんだかプロっぽい(笑)人物の場合も同じです。
← グリッドが表示された撮影画面
人物の場合は、人物が空いている方向を向くと、より想像が膨らみます。その空いている空間を向くわけですね。すると、この先に何かあるのかな?という物語が生まれます。
酒井優さんが動画で詳しく解説してくれています。
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思い出を残す、人物+風景ショットの決め手
デートや旅行で、風景と一緒に思い出を残したい場合のコツについて。
風景や建物を全部写すことが大前提になってきます。思い出ですからね、そこに来たという証拠を残したい。そうすると、風景や建物に近づき過ぎると全部カメラに収まらなくなってしまいます。
コツとしては、風景や建物に近づく途中に撮るのがポイントです。この方が記念写真としてはグッド。
近づいてテンションが上がる前に撮っておきましょう(笑)もしくは、帰り際ですね。だからと言って、風景や建物の全体が入るくらい引いた場所から、人物の全身を撮ろうとすると、人物が小さくなってしまいます。そこで、人が手前、奥に風景や建物という構図にするとバッチリです。風景や建物の全体像も撮れて、人物の顔もしっかり写ります。
手を伸ばして撮ると、さらに「ここに来ました!」感が出ます。ついやっちゃいがちですが、人物を全部写さない、というのが記念写真のコツです。
← 無理して全身を撮影する必要はゼロ!お城と表情でOK!
例えば、結婚して子どもが生まれたあと、お宮参りや七五三でもプロのような構図で写真を残せます。神社の手前で写すと、子どもの顔もはっきり大きく写って、後ろにある神社も写すことができます。
自撮りでカップル写真をキレイに撮るコツ
スマホのカメラで自撮りカップル写真のコツをまとめてみます。簡単にできるのは次の3つです。
①グッズに頼る
スマホに付けられる広角のレンズや、自撮り棒を使うのがてっとり早い。人に撮影を頼むのも気を遣ってしまいますしね。
②他の人に頼むコツ
それでも人に頼むこともあるでしょう。そんなときは、予め構図を決めておきます。テストで撮影してみて、この位置がいいかな、というところから他の人に撮影してもらいます。「ここから撮ってください」と頼む方が、お願いされる方も楽ですし、こちらも頼みやすいですよね。
③カップルで自撮り
グッズもなくて、周りに人がいない。そんな状況のときは、自分たちで撮るしかありません。
ここは、カップルのうち腕が長い方がスマホを持ちましょう。男性の方が腕が長いので、彼氏に持ってもらうのがいいですよね。男性がスマホを持って、女性が一歩下がると、女性が小さく可愛く写ります(笑)ここでも、手前に人物、奥に風景や建物を入れるといいですね。
←お城もカップルもバッチリ!
酒井優さんが動画で詳しく解説してくれています。
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彼女の自然な表情や動きのある写真もスマホで簡単に撮れる
実は、ここまでご紹介した方法の中でも一番簡単なコツです。
なんと、スマホの連写機能を使うだけ。たくさん撮った写真の中から「奇跡の一枚」を残します(笑)これで、彼女の自然な可愛い表情も、ジャンプなどの動きのある写真もバッチリ。むしろ、一眼レフよりもスマホの方が連写機能が優れています。
①彼女の可愛い写真を撮るコツ
カメラを向けられると、表情が硬くなってしまうという人も多いですよね。そこで、会話しているなかで連写で撮ってあげると、その中に必ず自然な可愛い笑顔があります。
全部の写真を残してしまうと、スマホの容量がいっぱいになってしまいますので、いらない写真は全て消してしまうことも忘れずに。
②動きのある写真
シンプルに連写しましょう。動き出すちょっと手前から連写をすると撮りやすいです。ジャンプ写真の場合、飛んでから連写を始めるとタイミングを逃すのでちょっと手前から連写するのがポイントです。
③可愛く見える角度
彫りが深い人はあまり下を向かない方がいいですね。影が出来てしまいます。
でも日本人はあまり彫りが深い人はいないので、ちょっとアゴを引いた方がいいです。引きすぎると恐くなっちゃいますので、そこはバランスを見てください。
丸顔やたまご型の人は、真正面でOK。角ばっている顔の人は、ちょっと斜めを向くと和らいで良く写ります。
彫りが深い人は、鼻も高く見えて横顔もきれいです。彫りが深くない人は、真正面とか斜めの方がおススメです。
④可愛く見えるポーズ
せっかくデートに来たら、普段やらないポーズで可愛く撮影に挑戦してみてください。そこでおススメなのが、自然に出来てちょっとオシャレなこのポーズです。
ちょっと離れて手をつなぐ。カップル写真だと、ついくっついて写真を撮ってしまいます。そこを、あえて離れて手をつなぐのがポイントです。それだけで、オシャレに見えます。
風景や建物を真ん中に置いて、両端に離れて見つめ合うというのもアリです。ちょっとした人物や建物の位置で、写真の出来栄えが違ってきますので、ぜひ今回のコツを活用してください。デートや旅行の思い出を、良い写真でいっぱい残してくださいね。
酒井優さんが動画で詳しく解説してくれています。
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デート写真 番外編
顔はめパネルを楽しく撮ろう!
今回の撮影は、静岡県掛川市のシンボル「掛川城」
城下町にある顔はめパネルは、「山内一豊&お千代さん」酒井さんに顔はめパネルの撮影テクニックを教えてもらおうと思ったら、「楽しければいいんですよ」という答えが返ってきてしまいました(笑)
← 楽しければいいのだ〜!
顔はめパネル撮影のコツは「楽しむこと」酒井さんのアドバイス通り、掛川城の感じを出しつつ、楽しそうな写真を撮ってみました。デートでカップルの距離が縮まる顔はめパネルについてもお話いただきました。酒井優さんが動画で詳しく解説してくれています。
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今回、取材に協力いただいたプロカメラマン、酒井優さん、ありがとうございました。
写真館irawa 代表 酒井優
静岡県中心に出張カメラマンをされています。マタニティ、ニューボーン、お宮参り、七五三、誕生日、記念日、カップルフォトなど様々な写真を取っております。
料金:1時間 19,800円 データ100枚〜150枚(出張料・撮影・データ代込み)
連絡先:LINE @ifq5880t (頭に@をつけるのをお忘れなく)
Instagram: irawa201712 (撮影した写真が見れます)
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