From:吉本まさこ
先週は、みかん倶楽部で「大人の文化祭」のイベントでした。
毎回イベントでピアノを弾かせてもらっているんですけど、
今回は色んな方と一緒に演奏をしました。
バンドだったり、サックスや歌とのセッションだったりと
とても楽しい時間を過ごすことができました。
音楽って、大人になっても楽しめるのがいいんですよね。
本番の演奏だけ聴いていると
さらっと弾いているように見えるかもしれません。
でも、練習はかなり地味だったりします。
人によって練習方法は違うかもしれませんが、
指を動かすための、単調な基礎練習をしたり
メトロノームを使って、テンポをキープする練習をしたり
出来ないフレーズを、何度も何度も繰り返し弾いたり
原曲を聴きながら、曲の雰囲気を出せているかを確認したり、
強弱のバランスを見たりしています。
それでも、たくさん練習をしても、
本番で上手くいかないことは、たくさんあります。
本番でどれだけ上手く演奏できるのか
力を発揮できるのかは
本番までに、どれだけ練習をしたかなんですよね。
ピアノに限らず、
どんな楽器も、スポーツでも同じなのではないでしょうか。
ところが、婚活になると
毎回本番という方がいらっしゃいます。
婚活パーティーやイベント、お見合いで上手くいかない方は
コミュニケーションの取り方が上手くない方が多いです。
上手く出来ないのに、何回出会いを繰り返していても
なかなか結果は出ません。
いい人と出会えないのが上手くいかない原因ではなくて
いい人と出会っても、
次につなげるコミュニケーションが取れないことが
問題だからです。
だから、新しい出会いを繰り返すことよりも
まずはどんな人とでも、コミュニケーションを取る練習が必要です。
何とも思っていない人とも話せないのなら、
気になる人と話すのは、もっと難しいですよね。
会社の人とか、近所の人、友達など
普段の生活の中で練習するのがオススメです。
意外と、当たり前のことが出来ていない方が
多かったりします。
自分から挨拶するとか、笑顔が大事だよ、とか
そういう話は何度も聞いたことがあると思います。
「分かってる」
「そんなの知っている」
とおっしゃっている方は、わりと出来ていなかったりします。
自分の姿は、自分で見られないから、というのはありますよね。
1対1で話すときは笑顔でも
グループで話したり、休憩で気が抜けた時に
無表情だったり、不機嫌に見える表情をされている方は
意外とけっこういらっしゃいます。
それって、笑顔の時とのギャップが大きくて
これがこの人の素なのかな?なんて
印象を悪くしてしまうこともあるんですよね。
だから、笑顔1つにしてみても
その時だけ笑顔を作るのではなくて
会社の中でも、なるべく笑顔でいてみるといいと思います。
普段、表情筋を使っていない方は
始めはキツイかもしれません。
でも、そのうち変化に気づくと思います。
社内でコミュニケーションが取りやすくなったり
人から話しかけられやすくなるんですよね。
それが出来るようになったら
会話の中で工夫をしていくと、もっと人間関係が良くなっていきます。
仕事の依頼をする時でも
一言相手を気遣うことを伝えてみるとかすると、
相手との信頼関係が築けたりします。
会社での練習は、すごくオススメなんです。
それは、1日の大半を過ごしているからなんですね。
そこでの人間関係が良くなったら、
より、人生の幸せ度が上がります。
まずは、普段の生活で練習を始めてみてはいかがでしょうか?