必要な活動をするのが本当の婚活

From:吉本まさこ

突然ですが、婚活って、どういう活動が婚活だと思いますか?

異性と出会うことが、婚活だと思っている方が多いのではないかと思います。

婚活というのは、自分がこうしたいと思う結婚生活に向けて

活動していくことなんですよね。

でも、その目的に向かって進んでいない方が多いんです。

それは、婚活=出会い

という思考になってしまっているからです。

婚活に限らず、仕事も人生もそうなんですけど、

達成したい目的があったら、必要なことをやらなければいけません。

同じことを繰り返してしまっているとしたら、

何かを変えなければいけない、というのが答えなんですよね。

やみくもに、同じことを繰り返していても

スポーツが上達しないことと同じで

試行錯誤が必要です。

上手くいっている人は、プロセスを大事にしています。

まずは、どうやったら上手くいくんだろう?と仮説を立てて

それを実行します。

そして、その実行したことに対してどうだったのかという分析をします。

だから、次の課題が見つかるんですよね。

大事なのは、

「こうしたら上手くいくんじゃないか」という仮説を立てて

実行することなんです。

婚活の話でいうと、

自分に合う人が見つかるまで、出会いの場に行こうと考えている人は、

出会いがあれば結婚できる人は良いのですが、

そうでない場合は、出会いを繰り返していても

自分の望む結婚には近づきません。

出会いを繰り返していても、上手くいかないことを受け入れて、

どうしたら上手くいくのか、

なぜ上手くいかないのかを考えなければ

ずっと同じ場所でグルグル回ってしまうことになります。

男性からよく相談を受けるのが、

「会話も弾んでいるし、相手の反応も良いのに

いつも次に進まないんです。」というケースです。

本人は、

今回は惜しかったけど、このまま出会いを続けていけば

大丈夫、と思っていることが多いんです。

でも、実際は違うんです。

例えば、自分のことを知ってもらいたいからと、

自分のことばかり話してしまっていたり

相手が合わせてくれていることに、気づいていなかったりするんです。

つまり、意識が自分に行き過ぎてしまっているんですね。

こういう場合は、

意識を自分ではなくて、他人に向ける練習をしたり、

人との距離感やコミュニケーションを取る練習が必要です。

でも、人って自分を変える行為は面倒だったりします。

それよりも、異性と出会える場に行った方が

婚活が進んでいる気がするし、

自分を変えなくていいので、手軽なんですよね。

ただ言えるのは

どんなに形を変えた出会いを繰り返したとしても

上手くいかないとしたら、

出会いには答えがありません。

出会いとは別の何かを解決しなければならないでしょう。

あなたが望んでいることに、必要なことは何ですか?