いい人で終わってしまう男性の共通点

From:吉本まさこ

婚活されている方を見ていると、いくつかの傾向が見えてきました。

いくつかあるんですけど、男性と女性でちょっと違います。

女性は本当はこうしたいと望んでいることと、

今やっていることがずれている方が多いです。

自分が本当に望んでいるゴールを、

自分で認識できていないんですね。

女性は頑張り屋さんが多いんですけど、

そこがずれているから、望んでいないゴールに向かって頑張り続けていて、

疲れてしまう方が多いのかなって感じます。

男性は、そこはあまり感じないんですけど、

そもそもこうしたい、というのをあまり感じられない人が多いです。

人間の生命力というか、内側から出てくるエネルギーというのが

伝わってこないんですよね。

男性はいい人だなって思う人は、すごく多いんです。

ただ、女性から見て感じがいいなぁとは思っても、

この人だ!という所までいかないんですね。

それは、その人のエネルギーを感じられないからだと思うんです。

最近思うんですけど、人ってこうしたいっていう欲求が

生きている上で必要なんじゃないかって思うんです。

それは、大層なことじゃなくてもいいんですけど、

美味しいものを食べたい、とか

女性にもてたいとか、キャンプがやりたいとか

プロは目指していないけど、ギターを練習して

友達とバンドを組んでステージに立ちたい、とか。

そういう、湧き出てくる「こうしたい!」っていう気持ちですね。

言い方が良くないですけど、生気を感じられない人って

生きるために生きている、という感じがするんです。

婚活でいうと、

こういう生活をしたいから、結婚したいという欲求ではなくて、

どうやったら結婚できるか、という手段が強いんです。

こうしたいというのが無いのに、

どうしたら上手くいくか、ということに意識がいくと

コミュニケーションがいくら上達しても

この人がいい!というのは起こらないでしょう。

ポジティブなことでなくてもいいんです。

生きにくいから、生きやすくなりたいとか、

年収が少ないから、何とかして稼いでやろうとか、

自分で人生を切り開いていく、ということなんですよね。

そういう時に、自分の中からエネルギーが沸き起こります。

そういうエネルギーに、女性は本能的に

その人の生命力とか、頼りがいというのを感じるのではないのかな、と思います。

人って、何かに向かっている人に惹かれるんですよね。

現状維持しようとか、上手くこなそうと思っていると

停滞していきます。

目的が達成できなくてもいいんです。

それに向かって、一生懸命にやる姿に人は惹かれていって

何かに向かっている人生が、充実した人生なんだと思います。

あなたは、どんな人生にしたいですか?