小さな嘘と信用

2018/3/28/ 12:00

From:吉本和広

前から気になっていた本を読みました。

西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」

えんとつ町のぺプルが有名ですが、これはビジネス本。

革命のファンファーレは、現在のお金と広告がテーマ。

その中で面白かったのが、

今の世の中は信用が大事だと。

その信用がお金に変わる時代になった、というんですね。

確かに、ほんの少し前までは、

広告とか、あおる文章やキャッチコピーで物が売れました。

ところが、

SNSが広がって、消費者自らが情報発信をしていく時代に嘘は通じない世の中になりました。

西野さんも、これは良い時代だ、と言っていましたが、

僕も真面目にちゃんとやっている人が生き残る時代は、たしかに良いと思います。

だから、西野さんもとにかく嘘をつかない、ということを徹底したそうです。

例えば、タレント活動で美味しくないものを美味しいと言わない、というところから始まり、

大御所に意見を言うことまで。

面白かったのが、それが人が嘘をつくのは感情ではなくて、嘘をつかなくてはいけない環境があるからだと言っていたこと。

テレビなどの出演料だけで生計を立てていると、どうしてもテレビ制作側やスポンサーの意向に従わないといけない。

そこで嘘をつかないで自分を貫き通すのはかなり厳しいです。

だから、嘘をつかなくても困らない人だけが、自分の意見を言えるんですよね。

なるほどな、と思いました。

僕も婚活事業をやっていますが、

どうすれば結婚できるのか?

これは本当に参加者のためのイベントになっているのか?

というところで業者の都合で嘘をつかざるを得ない状況をどんどんなくしていきました。

つまり、正直なメッセージを出しても困らない運営にしたんです。

例えば、ひとりで行ける婚活パーティー、というメッセージもそうです。

他の業者は、ひとりで婚活に行ったほうが実際は上手くいくけど、

友だちと一緒に参加してもらったほうが集客できるので、本当のことが言えない。

でも、みかん企画はひとりのほうがいいよ、と言える。

それは、ひとりで行ける婚活パーティーを運営しているから、という当たり前の話になるわけです。

出会いの機会だけを提供しているわけではなく、婚活セミナーも開催しているので、

良い人は何回か参加していればきっと見つかりますよ、次がんばりましょう。

なんていう、気休めも言わない。

そういう場合は、やり方を見直してはいかがですか?と本当のことを言う。

それもこれも、実際の婚活に合わせたサービスを用意しているから、言える。

これも当たり前の話ですが、正直に本当のことを伝えた方がみかん企画の事業が上手くいくように、

そういう風に事業全体を設計しているんです。

婚活をしている人もそうです。

相手との信頼関係を築いていく上で、小さな嘘は致命的です。

でも、

何かしら嘘をつかなくてはいけないような環境にいると、どうしてもごまかさないといけない事態になってしまう。

もし、あなたが小さな嘘をつかないといけない状況だとしたら、まずは嘘をつかなくてよい環境を整えてみてください。

相手との信頼関係を築く近道になりますよ。