自由と権利が手に入らない

2017/4/21/ 12:00

From:吉本和広

「自由に過ごしたいけど、生活の保障も欲しい」

これは結婚生活に限らず、仕事やプライベートで人が望むことの1つです。

僕が仕事を通して、感じるのは、

両立しない、ということ。

自由というのは、働き方ややりたい仕事、それから自分らしいライフスタイルなど。

生活の保障というのは、つまり権利のことです。

というのも、権利と義務という言葉がありますが、これは反対のことではなく、

この2つはセットです。

権利が大きくなれば義務も大きくなる。

分かりやすいのは、仕事で権限が増えたりもらえる給料という権利が増えると、それに伴ってやらなくてはいけない義務が発生します。

言いかえると、義務を果たしていれば権利が手に入る。

結婚生活でも、自分は家庭でこれだけの義務を果たしているのだから、

これくらいの権利がある、みたいな感じですよね。

では自由って何?

これも権利と義務のように、自由と責任がセット。

自由になればなるほど、責任が重くなる。

逆に責任を果たしていれば、どれだけでも自由でいられる。

じゃあ、権利と義務、自由と責任の違いは?と考えたんですけど、

権利と義務は、他人から与えられるもの。

自由と責任は、自分から負うもの。

ですので、権利と義務はセットですが、権利と自由は同時には手に入らない。

どちらがいいとか悪いとかいう話ではありませんが、

義務を果たして権利を与えられるのか、

それとも責任を果たして自由を手に入れるのか、ということなのでしょう。

少し分かりにくいかもしれませんが、もしあなたが自由な結婚生活を望むのだとしたら、

他人に対する義務を果たしているだけでは、自由は手に入りません。

どれだけ権利が大きくなったとしても、その分義務も大きくなって、自由はどんどんなくなっていきます。

会社で出世するとかはこれですね。

確かに、権利や権限は大きくなってきますけど、会社を辞めたりしてその義務を果たせなくなったら、

権利も一緒になくなります。

もしあなたが、自由な結婚生活や自由なライフスタイルを手に入れたいと思ったとしたら、

責任を引き受ける必要があります。

ですけど、いわゆる責任感のようなもののことではなく、責任とは結果責任のことです。

良いことも悪いことも、起こった結果を全て自分が背負うということです。

リスクを負うとも言いかえることができます。

ですので、責任感が強い弱いとかは関係なく、どれだけ結果を引き受けられるのかという、

この大きさで、あなたの自由度が決まります。

お金だけの話ではなくて、人間関係で自由になるのもこの自由と責任がセットです。

自分らしく振る舞うという自由の代わりに、もしそれで嫌われても仕方がない、という結果責任やリスクを負っているわけです。

その代償に人間関係の自由が手に入るわけですね。

逆に、他人への影響力という権限を持っていたとしたら、他人へ奉仕するという義務も一緒に発生します。

政治家とか見ているとそうですよね。

確かに権限は大きいですが、有権者や支持者に対して常にフォローし続けるという義務を負っています。

これを放棄した時点で落選です。

まとめると、

権利と義務はセット。

自由と責任はセット。

権利と自由という良いとこどりは両立しない。

これを踏まえて、ぜひあなたに合った結婚生活やライフスタイルを描いてみてください。