不便な結婚生活

2017/4/19/ 12:00

From:吉本和広

昨日の夜中、突然の大雨が降りました。

もしかしたら、僕の自宅の周りだけなのかもしれませんが、寝ていても雨の音で目が覚めるくらいの風も。

明け方には、雨もやんでいて「やれやれ」と思っていたら、奥さんの携帯に電話が。

「バスが止まりました」

長男のハルウミが通学用に乗っているバスが、今日は来ないとの連絡です。

もしかしたら、道が崩れたのか?

僕の自宅は静岡県掛川市の山奥。

自宅までは当然山道になります。

大雨が振ったりすると、たまに道が崩れます。

崩れた場所によっては、街とは反対側の山を越えて別の街に出てから、掛川市に戻らなくてはいけない。

もちろん帰りも別の街から山を越えて自宅に帰る。

僕は、ここに引っ越してからそこまでの迂回をしたことがないので、その道もよく分からないのですけど、

不便なのは確か。

さて、大雨でバスが止まっただけなのか、それとも道が崩れたのか。

こんなとき、テレビだったら画面にテロップがでて、

「続きはCMのあと」ってなるのでしょうね(笑)
しばらくして続報の電話がかかってきました。

緊張の一瞬です。

ジャジャン!

「バスが止まっただけでした」
というわけで、ハルウミはバスで小学校へ行けないので、僕が学校まで車で送って行きました。
さて、こんな話をすると

「よくそんな不便なところに住めますね」と言われます。

もちろん、不便なだけではなくて、こんな山奥でしか出来ない暮らしがあって、

それが良くて僕は山奥に住んでいます。

ですが、僕にとって不便なことはデメリットではありません。

じゃあメリットか?と言われるとメリットというほど強がるつもりはありませんが、デメリットではない。

どいういうことかと言いますと、

何かしら制約があるほうが、人間楽しく生きられるからです。

山奥だから、そこで出来る仕事も限られますし、飲みに行くにしても頻繁に出かけることはできません。

だからこそ、自分にとって何が大事で何が大事でないのかを真剣に選ばざるを得なくなります。

それが生活や人生の質を上げてくれます。

強制的に断捨離ができるんですね(笑)
結婚でも同じで、じゃあものすごく条件が良くて、何もかもが満たされていて、自分の思い通りにできるとしたら、

きっとその人生はつまらない。

もちろん、生活が成り立たないくらいの制約があるとしんどいのは確かですが、

ほどよい制約は、貧しいのではなく、どちらかと言えば楽しみなんですよね。
節約してお金をためて、マイホームを建てるのも楽しいですし、家族ができれば、

その家族なりの出来ることを見つけていくのは幸せなことです。
と、考えると、意外に幸せは幅が広い。

ちょっと自己啓発的な話になりましたが、あなたもぜひ人生の制約を楽しんでみてください。

きっと楽しい結婚生活を送れますよ。