婚活、最後の質問

2016/12/16/ 11:00

From:吉本和広

「あなたにとって、結婚する意味は何ですか?」

僕は、婚活の相談をしていて、この質問をよくします。

よくすると言っても、この質問をする段階で色々お話を聞いていて、

最終的にこの質問に行きつきます。

どういうことかと言いますと、結婚したいと言いながら、解決に向かって動けなかったり、

どんな人がいいのか分からなかったりして、なかなか前に進めない方も多いんです。

そういうとき、どうすればいいのかという解決策も、じゃあどんな人がいいんですか?という質問もあまり役に立ちません。

そうして、頭で考えたり、自分がどうしたいのか探っていけばいくほど、どうしていいのか分からないくなるようです。

結婚相談に限りませんが、人は自分がどうしたいのか、どうすればいいのかはっきり分かっている人は少ないみたいです。

そんなとき、前に進んでいけるようにするには、自分の内側を探るのを辞めるしかありません。

なぜかというと、内側を探れば探るほど混乱するからです。

そこで、意味を考えるんです。

自分にとって、これをする意味は何だろう?ということですね。

僕は、30代の前半は仕事が大変でした。

当時流行っていた街コンや婚活パーティーの企画をして生活していましたが、

休みもなく働き通しで、それでも収入は不安定。

さらに、当時その仕事もただ賑やかしのイベントをやっているだけで、立派な仕事には到底見えない。

今でこそ、婚活パーティーを運営していても、そういう仕事ね、みたいな認識になってきましたが、当時は流行りものでした。

ハッキリ言って、仕事と言えるのかどうかも怪しいものでした。

それでも、僕は意味があると思ってやっていました。

意味というのは、社会的意義とかそういう立派なものではなくて、自分自身の仕事に対する意味を感じていました。

僕は20代の頃、仕事を適当にやっていたので、とにかくに何ができるというものはありませんでした。

ですので、僕にとってはその30代前半のしょっぱい仕事環境は、むしろ自分自身で引き受けるべきものだと思っていました。

つまり、20代に仕事を真面目にやってこなかったツケをここで取り戻しているという感覚でした。

20代のころは給料も貰い過ぎでしたし。

そう思うと、仕事自体の大変さや収入が不安定だといかいうことも、意味のあることに思えました。

結婚に話を戻すと、これも意味を考えると、

良い条件の相手がどうとか、どういう結婚生活がいいのかとか、そういう考えとは全く違ってきます。

ちなみに、僕は結婚は色んな体験をする場だと考えています。

子育てやら、家族の問題やら、それを一つずつ乗り越えていく体験そのものが僕にとっての結婚の意味です。

これも、こう考えると、楽しいだけの結婚生活ではなく、むしろつらいことや色んな事が起こったほうがいいんです。

逆に楽しいだけの結婚生活なら、僕にとってはあまり意味がないのかもしれません。

と、考えることができるなら、どんな条件の相手がいいのか?ということ自体あまり意味がなくなってきます。

もしあなたが、どういう結婚がいいのか、婚活で行き詰ってしまったとしたら、

あなたにとっての結婚の意味を考えてみてください。

今までと違う結婚生活が見えてきますよ。